ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#01 緑谷出久:オリジン

 世界の8割が何らかの能力を持つ「超人」の中で、デクは珍しい「無個性」。その分、ヒーローには強い憧れを抱いていた。ある日、ヴィランに襲われていたデクは最強の超人・オールマイトに助けられる。
 ボンズは好きだし、原作もジャンプの人気作品ということで、無条件に絶賛したいのだが、第1話はずいぶんとスロースタート。どうやら、原作第1話を詰め込んでしまうのではなく丁寧にやるために2話にまたがって展開することにした模様で、盛り上がりが第2話に来ることになったらしい。今のところ、デクがまったく報われず、しかもヒーローも無理といわれてしまっている状態で、オールマイトの答え待ちというのは、ちょっと引っ張りすぎなのではないかと。「どうなるんだろうワクワク」ではなく、モヤモヤする。
 ちなみに冒頭でシンリンカムイやMt.レディが活躍していたが、原作ではもっとさらっと流されている上に、今後出ないんですって?もったいないよなあ。これがあったおかげで(せいで?)、「TIGER&BUNNY」や「ワンパンマン」と比較してしまうし、それらに比べて掴みが弱いという印象になっている。今はジャンプ連載作品の中でも特に上位らしいので、たぶん盛り返してくると思うけれど……
 そういえば1クールという話もある。それこそスロースタートしてる場合じゃねえって感じなんですが、大丈夫か。原作からの微妙な改変(爆豪がデクのノートを焼かずに焦がしただけ、オールマイト吐血にデク気付かない、等々)の積み重ねがよくない方向に作用しなければよいですが。