自分たちだけで戦うことを決めたゴーカイジャー。バスコのガレオンまで使っての総力戦と、最後にばらまいたレンジャーキー、次に狙うは「宇宙第二のお宝に決まってるだろ」って、もう格好良すぎるぜマーベラス。実にマーベラス。
なんといってもこのシリーズを支えたのは過去のスーパー戦隊たち。さすがに199人全員オリジナルキャストで集合とはいかなかったけれど、充実したキャストが出てくれて、作品を彩った。最後のアカレンジャー、誠直也が演じたのは当然ながら、変身後もちゃんと当時のスーツアクターである新堀和男が演じていたって、ファンにしかわからないこだわりが嬉しい。
こうなると気にかかるのは劇場版。スーパー戦隊VSシリーズといえば前の戦隊との共演なわけで、そうなった時に特命戦隊ゴーバスターズvsゴーカイジャーで、ゴーカイジャーは何に変身するのだろうか……。仮面ライダーの集合映画のカオスと不完全燃焼感を見ると、ああはなって欲しくないと思う。