修道院で暮らす奥村燐と雪男。双子の弟・雪男は優等生で、進学して正十字学園高等学校への入学が決まっていた。一方、燐は進路が決まらず、何とか見つかったスーパーのバイトも1日でクビに。しかも、先日ケンカをした相手の白鳥が現れる、雪男のことで挑発され、つい殴りかかってしまう燐。白鳥が燐への復讐のために焼きごてをあてようとしたその瞬間、燐の体から青い炎が立ち上った。
ちょっと軽いノリもありつつ、ストーリーは骨太っぽい、ダークファンタジー。展開は原作準拠っぽく見えたのだが、スーパーでのバイト部分はアニメオリジナルだそうで。あれがなければかなり重苦しい話になってしまっていたはず。これは山口亮太のナイス脚本、そして岡村天斎のナイス演出なのでは。