モコナの反応から、笙悟の巧断に羽が隠されているのではないかと考えた小狼はタイマンでの戦いを受ける。激しい戦いに崩れる天守閣で、正義とプリメーラに危機が迫る。違う世界から来た小狼が巧断を使いこなしているのを見て自分も強くなりたいと思った正義の願いを受け、正義の巧断が姿を現す。あまりにも巨大なその巧断の中にサクラの羽はあった。強力な巧断の前にさすがに退く笙悟とプリメーラだったが、どうしても羽を手に入れなければならない小狼は向かっていき、ついに一つ目の羽を手にするのだった。
1つの世界に1つの羽しかないので、これでハンシン共和国編は終了。これはまだ長い旅路の一歩目でしかないんだな……。必死で羽を手に入れて、そしてようやく再会した一言目が「あなた、誰？」ですよ。小狼君は気を取り直して説明してたけど、あんなに大事だった相手に「知らない人なのに？」とか言われて、よく頑張れるよ。ほんとエライです、小狼くん……。
