宇宙人を助けて地球の危機を救ったかとみせかけてタコ型宇宙人をおでんの具にして食べてしまうという、なんかブラックな話だった。このタコがいいダシをだしてる…とか言って笑ってる場合じゃないっての。
最後は江戸っ子っぽいネタで締めてきたけれど、やっぱり半端。
「これ誰が得するんだよ」に尽きる。まず作品としてターゲットがいまいち見えない上に、内容が寒い。山本梓の上手な演技なんて期待してはいないけれど、せっかくの山口勝平を生かせているとも思えず。
#01の感想で同じくパチンコ原作の「吉宗」と比較しているが、トンデモとして笑えた吉宗に比べると冒険が足りず、かつベタも滑り気味で「惜しい」というより「どうしようもない」作品だった。