ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#26 ヤサコとイサコ<終>

 ミチコさんはイサコ自身であり、ヤサコでもあった。ヤサコがイサコを強く呼び、戻ってくるイサコの髪がほどけるところはとてもいい。あれは髪を結んで欲しいとずっと願っていたミチコ側イサコとの別れだな。
 デンスケとのお別れもちゃんとあって泣ける。ラストシーンでヤサコの問いかけにあえてうなずつだけの京子という演出も非常にいい。きっと、もう「ウンチ」なんて言いながら走り回らないんだ。
 ヤサコパパが何かあやしいのはおばちゃんが部下だから当然だったけれど、まさか探偵局一番バッジ所有者だったなんて。通りであんまり出てこないわけだよ。
 来週からは再放送でまた第1話から。新しい発見があるかもしれない。
 大人でもじっくりと楽しめる作品だった。なんとなく攻殻機動隊を連想させるような電脳バトルがあったり、子どもの頃の記憶を思い出してちょっとしんみりするような話があったり、後半は前半で振られた謎がじわじわと解き明かされていったり、飽きることがなかった。イサコが桑島法子だったので最後はやっぱり救えないのかと思ってしまったが、ヤサコパワーで救われましたね。実にいいぱやぱや。