昨日放送の「その時歴史が動いた」は「人見絹枝 奇跡の銀メダル」だった。「女が男と同じようにやるなど何事か、恥を知れ」など言われる時代に数々の苦難をを乗り越えて女子初のメダルを獲得したおかげで、日本女性も積極的にスポーツに参加できるようになったってな話。
当時の五輪の映像を見ると出場してる女性がみんなごつく、それこそ言われなければ男性かと見間違うような人ばかりだ。人見自身もそうで、実際問題ホルモン異常だったのではないかなんて話もある。このメダルの三年後に人見は結核によって24歳の若さでこの世を去っているわけだが、このアムステルダム五輪女子800mで銀メダルを取るための人生だったのかなぁ。何たる運命かと思わずにはいられない。