日の照らない鉱山星で働き手として搾取されて生きるレインたちは、偶然、廃棄されたウェイランド・ユタニ社製宇宙ステーションの信号を受信。ステーションにあるはずのポッドでまともな星に脱出する計画を立てるが、ステーションは廃棄されたのではなく、回収した宇宙生物によってすべての乗組員が犠牲になっていた。
いいところは、鉱山労働の若者たちを主人公に据えたことによって、「なんかヤバげなラボの冷凍庫に使われている燃料を平気で抜いちゃう」「感情的対立で仲間割れして勝手にステーションから船を出発させちゃう」等々の無謀な行動が「そりゃあ、やるよね」と納得の行動になってること。「任務のために」とか「科学的探究心」じゃないからね。
あと、レイン役のケイリー・スピーニーは言うことなしにいいな。パシリム2で見てるはずなのだが記憶にない……あの映画のヒロインは菊地凛子ではなかったのか……。
どうか「続編を」と二匹目のドジョウを狙いませんように。
