ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲(Iron Sky: The Coming Race、2019)

 「アイアン・スカイ」の続編。月面ナチス侵攻をきっかけに発生した核戦争によって地球の文明は滅亡、わずかに生き延びた人類は残っていた月面ナチス基地をよりどころとして暮らしていた。戦争から29年後、ロシアから脱出してきた宇宙船に紛れて、生き残っていた月面ナチス総統のコーツフライシュが帰還。自らがレプタリアンで、地球の創造主であることを明かし、人類が生き延びるためには地球空洞内部にある都市アガルタに安置された聖杯が必要であると告げる。
 主人公のオビは前作の主人公ジェームズと月面ナチス科学者のレナーテ・リヒターの間に生まれた娘。前作としっかりつながりつつ、地球空洞説やレプタリアンなど、さらに荒唐無稽に自由奔放に。レプタリアンならヒトラーでもローマ法王でも金正恩でも出し放題ってマ?だいたい続編はどこかパワーダウンするものなのに、前作以上に笑えるものになってた。さらなる希望の地を求めて火星に向かったら巨大なハンマーの柄が(=ソ連領)って、最後まで笑わせてくれる。