かつて殺した相手の姉である医者の手により、強制的に女性に性転換させられてしまった殺し屋・フランクの復讐劇。
フランクを演じるのはミシェル・ロドリゲス姉さん。男時代のフランクも特殊メイクで演じているのだが、鼻を盛って髭を生やした結果、女顔のイケメンが生まれていた。
シガニー・ウィーバー演じる女医も、軽くキチっててよい。復讐の原因はフランクが最愛の弟を殺したことにあるが、性転換手術も手がける医者として、その性格は生来のものなのか、性別由来なのかをフランクを使って人体実験したという……。キャッチコピーが「女に改造されても、弾丸(タマ)はある。」だった通り、フランクの性格はなおらんのですけどね。
個人的には、女性への「改造」はエッセンス的なもので、ひたすらミシェル・ロドリゲスが復讐しまくる話だと思っていたので、もうちょっとミシェル・ロドリゲスの戦うシーンが見たかったなー。シガニー・ウィーバーがもっと強くても可。そういうコンセプトではなかったということなんでしょうけども。