ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

コードギアス 反逆のルルーシュ I 興道(2017)

 「コードギアス 反逆のルルーシュ」+「コードギアス 反逆のルルーシュR2」を3部作に再構成した10周年劇場版。音声新録に新作カット追加もしているが、「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」とは違ってストーリーの大幅改変はなく、枝葉末節を削った感じ。
 とくに第1話はほぼそのまま使われている上に、オープニングでFLOWの「COLORS」が流れて、鳥肌が立った。完璧。以降、第1話〜第5話・第10話〜第11話前半・第17話で構成されていて、ルルーシュがゲリラ(のちの黒の騎士団)を率いるまでの流れと、ナリタでのコーネリア戦、ランスロットパイロットがスザクであることを知るまで。本筋には響かない仮面猫騒動とカレン当番回、プラス、シャーリーとマオとのくだりがカットに。これはいい判断ですねえ!
 「知らない人がテレビシリーズ全50話見るのは大変なのでこの映画だけ見たらわかるように作った」というのも頷ける、見事な構成。
 ジェレミア卿の浮き沈みもあっという間で、純血派として栄光を味わったかと思いきや全力で見逃してオレンジへ。
 なお、R2で足を引っ張った感のあるロロ絡みはカットされないことが、予告編にロロがいることから確定済み。とはいえ、残りを全部やるだけの暇はないが、さて、どうなる。