ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

レゴバットマン ザ・ムービー(The Lego Batman Movie、2017)

 ジョーカーはある日バットマンが漏らした「俺の最大のライバルはスーパーマン」という言葉が胸に刺さり、ライバルとして認めてもらうために悪の軍団を目覚めさせ、世界征服に乗り出す。超「かまってちゃん」で困りもの、だけど一人ぼっちのバットマンのもとには、ヒーローに憧れるパンツ一丁の少年・ロビンがやってきて、バットマンのペースを狂わせる。
 バットマンといえばクールで寡黙な筋肉モリモリマッチョマンの仕事人というイメージを完全にぶっ壊してくる、個性派バットマン。その個性派バットマンを何枚か上回ってくるロビン。アルフレッドが最高にイカス。そしてバットマンに歪んだ承認欲求を叩きつけるジョーカーな。ジョーカーさんってそういうとこあるよね。だから、思いっきりヴィランなのだが、なんか憎めないところがある。
 レゴだからこそキャラクターが従来のイメージとかけ離れていても許せるし、むしろぶっ飛んでいて面白。このレゴシリーズ、かなりアリ。
 吹替はバットマン山寺宏一、ジョーカーが子安武人バットガール沢城みゆき、ロビンが小島よしお、ハーレイ・クイン雨蘭咲木子。小島よしおには正直不安しかなかったが、意外と無難にこなしているし、今回のパンイチロビンのキャラクターにはよくマッチしていた。オーディション配役ではなさそうだが、良選択。