ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

ガラスの花と壊す世界(2016)

 @梅田ブルク7 シアター1
 「知識の箱」の中で、突然発生するウイルスと戦うアンチウイルスプログラムのデュアル&ドロシー。2人はウイルスに襲われていた謎の少女・リモを助ける。
 人類の生み出した「環境保全プログラム」が、皮肉にも環境保全に不要なのは人類だと牙を剥き……という部分が「知識の箱」の外側ではあったかもしれないけれど、本当に人類が全滅してしまったのかどうかは不明。ただ、デュアルとドロシーが守っているバックアップデータの中の「美しいもの」を環境保全プログラムは求めていて、それ以外を消し去ろうとしていて……。ストーリーはすごくSFだけど、いかにも60分では尺足らず。キャラクター原案・カントクだし、デュアル、ドロシー、リモの3人がイチャコラしてる部分だけ取り出せばそれとして楽しめる作品になりそうだが、きっと最初からその方向は目指してないんだろうな。とはいえ、オリジナル長編アニメ映画はリスクが高すぎるので、結果、このへんに着地と。
 特典色紙パワーか、別の土曜日に見かけたときは結構な人が入場していた。うーん、こういうオリジナル企画はぜひ続けて欲しいけれど。