@梅田ブルク7 シアター2。この映画を座席数の多いシアター2に持ってくるとかスゲーなと思った。
「gdgd妖精s」という作品の何を評価しているかでこの劇場版の好き嫌いが分かれると思うのだけれど、自分は「gdgd妖精s」自体はそれほど追っかけておらず、「みならいディーバ」とか見て「おっ、石ダテコー太郎の作風は合うかも?」と思って見に行ったのね。「直球表題ロボットアニメ」→「てさぐれ!部活もの」→「てさぐれ!部活もの あんこーる」→「みならいディーバ」という感じだから、あんまり台本を縛らず自由なアドリブで遊ばせるのが得意なのだろうと。
一方で、石ダテは「gdgd妖精s」第2期では降板していて、この劇場版も関与していない。本人がインタビューで語った内容は、「第1期ですでに監督に近い仕事をしていたのだから第2期では連名監督にして欲しい」と主張したら「企画は菅原そうたベースだと決まっているので、脚本・音響監督に徹して欲しい」と言われて降板したというもの。「アフレ湖」は菅原発案で、ラジオトークを垂れ流すような演出は石ダテによるものだそうなので、うまく役割分担できていればな……とは思うのだけれど。
戻って劇場版。言うほどgdgdでもないような気がしたりしなかったりするけれど、マエバーシ城あたりはgdgd。あとは、でんぱ組.incが出てきて妖精たちと大喜利したときの空気が楽しめればよかったのだが、なんかちょっと温度差を感じた。