吹替版鑑賞なのはジャッキー・チェン映画であれば当然の選択。外画は字幕で見た方がいいことが多いけれど、ジャッキー・チェンは石丸博也の声でなければジャッキーだと思えないことすらあるからね……他にそれだけ固定イメージがついているのはアーノルド・シュワルツェネッガー=玄田哲章、スティーブン・セガール=大塚明夫の組み合わせぐらいか。他の映画だと、劇場公開時とテレビ放送時で吹替違いも多数あるからなー。
で、映画そのものについては、「ジャッキー最後のアクション超大作」と銘打っている通り、年齢を感じさせるアクションではありつつも体を張ったところを見せているし、アクションと同時に笑いも忘れない、ジャッキー映画らしい作品だなぁと。香港出身のアクション俳優は他にもいるけれど、ジャッキーみたいなキャラクターはもう出ないんだろうなぁ。今後は、ベストキッド(それも新作ではなく旧作)の師匠みたいなポジションになっていくんだろうか。あるいは、アクションに復帰するのかなぁ。さすがに痛々しいところもあるので、無理はしないで欲しい。