ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#13 俺の妹がこれで最終回なわけがない<終>

 京介が急激に桐乃ラブに転じてしまって、ここ数話で盛り上がった黒猫愛をどうしていいものか、持て余す。だってさー、自分のシナリオが酷評されたことをバネに、赤城妹とともに次回作に意欲を燃やしているんですよ。応援しないやつがいるか。桐乃が陸上で心折れたのなんてここ半年でしょうが、黒猫がシナリオで他人に絶賛されたことはたぶんない。常に独りよがりなシナリオですよどう見ても。それでも折れない。それでいて、良きお姉ちゃんとして妹の面倒を見たり家事をやったり……桐乃のポイントが上がってるのは、「不良のたまに見かける善行」理論っぽくてヤなんだよー。
 すでにサブに置かれているあやせ、地味子、沙織にも出番があってよかったけど、地味子のついで感がヤベェ。一緒に下校しようとしたら黒猫の呼び出しで放置食らうところで、ポジションは「あやせに電話をつなぐ役」ですよ。やべー、桐乃への怒りがやべー、京介の誘いに応じてかえって来ちゃう軽さへの怒りがやべー。浮気した男よりも、その浮気相手に殺意を抱く奥さんの気持ちでしょうか、コレ。
 第二期って決着までやるんですよね。でも、伏見つかさ先生だと「どちらかに決めちゃうとファンの人が怒るかもしれないので、両方書きました」つって、桐乃編ENDと黒猫編ENDを書いてしまいそうじゃないですか。テキスト量とか、あんまり苦にしないタイプですよねあの人。むしろ、ゲームのシナリオとか喜んで書いちゃいますよね。どうですか。