ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#51 ニュー・オーダー

 2006年5月7日に行われたSonyMusic Anime Fes'06の「交響詩篇エウレカセブン」ステージで、キャストによる生アテレコ(朗読劇)形式で公開されたエピソード。当時mixi京田知己監督が明かしたところでは、あくまでテレビシリーズとは別の「新たな形のエウレカ」だとのこと。この時点ではまだ「劇場版 交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」は影も形もないころで、そういう事情を考えるとこれを見たファンがどう受け取ったのかは興味深いところですよね。
 中身は本編の大筋である「レントン×エウレカ」を崩すことなく、大胆にアレンジしたような、骨子だけ抜き取ってきたような、地球を救うために自分の体の7つの宝石を大地に返さねばならないエウレカと、そんなエウレカを守りたいレントンのお話。本編も似たようなもんだよね。
 ちなみに京田監督によれば、レントンエウレカの掛け合いパートがラストではなくて、このあとに演奏されたFLOWの曲が終わるまでが第51話だそうなので、終わったあとに「DAYS」をかけてみた。いやいや、相変わらず名曲だ、最初のOPの透き通った空気感を思い出す。
 さらにちなんでおくと、このSonyMusic Anime Fes'06で同じく大きな発表をしていたのが「機動戦士ガンダムSEED」で、このステージで映画化が発表されてたのね。あれから6年……福田己津央監督のTwitter見てると、サンライズはもうやる気なさそうだから、無理っぽいなあ。両澤千晶の脚本が遅れているとかいう噂が流れたのももう4年ぐらい前じゃない?SEED DESTINY当時は子宮筋腫と卵巣膿腫で摘出手術を受けたらしくて、2010年ごろにはまた別の病気で通院してたりもすると本人が語っているので、脚本書いている場合ではないのかも。