エルンストの目的のために血を奪われる燐、燐を救うため自らを犠牲にする雪男。かくて、エルンストの目指したゲヘナゲートが開く。
雪男がサタンの目を通して知る過去。林原めぐみの圧倒的包容力、つよい(確信)。これが事実ならヴァチカンの対応の問題とかいろいろあんだろ、と思うけれど、あくまでサタンが見せたもので、すべてが真実とも限らんよなぁとも思うわけで。
悪魔は出てきてもわりと快活な展開が続いてきた作品だったが、ラストの一連のエピソードは奥村兄弟とサタンとの関係に、ヴァチカンの思惑が重なってきて、非常にドロドロである。