ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

ダレン・シャン(原題:Cirque du Freak: The Vampire's Assistant、2009)

 家族に愛され成績も優秀な青年ダレン・シャンは、悪友であり親友のスティーヴとともに一夜限りの”フリークス・ショー”に出かける。クモ好きのダレンは、サーカスにいたバンパイア・クレプスリーの持っていた大蜘蛛マダムオクタが気に入ってしまい、終演後にこっそり楽屋から盗み出す。その際、親友のスティーヴが自分をバンパイアにしてくれとクレプスリーに頼み込む様子を盗み聞きしてしまう。翌日、学校で逃げ出したマダムオクタにスティーヴが噛まれてしまう。クレプスリーの元へ解毒剤をもらいにいったダレンは、解毒剤と引換に血の交換をしてハーフバンパイアとなり、雑用係をこなすことになる。一方、スティーヴはダレンが自分の代わりにクレプスリーの弟子の座を奪ったと勘違いして恨みを抱く。そこに、デス・タイニーと名乗る男が現れる。
 バンパイアものではあるのだが、なんだか泥臭い印象。「人を殺してはならない」という掟に従ったバンパイアと、その掟に従わないバンパニーズとの全面戦争を企むデス・タイニー、そしてバンパニーズのリーダーとしてダレンとの戦いを望むスティーヴと悪役は非常にいやらしくてイイんだけれど、バンパイアとバンパニーズの戦いが特に飛び道具を使うわけでもなく、固有の技があるわけでもないというのが地味すぎるのかも。
 ちなみに、ヒロインとして配置されていたサル少女・レベッカはオリジナルキャラクターらしい。続編を作りたそうに終わったけれど、どうなんだろうね。海外では原作ファンが文句言ってたりしないのかな。