ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

くもりときどきミートボール(原題:Cloudy with a Chance of Meatballs、2009)

 何をやっても失敗ばかりだった発明家フリント・ロックウッド。彼はサーディンしか売りがない大西洋の島に住んでいたが、もうサーディンが売れなくなり島は閉塞感に包まれていた。ロックウッドはこの状況を打破するため、水を食べ物に変えられるマシーンを開発する。マシーンは大暴走して空の彼方に飛び去ってしまうが、町に近づいてきた雨雲からチーズバーガーが降ってきたことで発明の成功が明らかになる。ちょうど島には新人お天気レポーターのサムがやってきていて、このチーズバーガー雨をリポートすることで彼女も一躍ヒロインとなる。しかし、マシーンは暴走して巨大な食べ物を振らせるようになってしまい、ロックウッドらはマシーンを止めに向かう……。
 本作は3D上映のみしかなく、スケジュールが少なくて見に行くのが大変だったのだが、3Dである必要はあったのかという程度の描写にとどまっていたのは残念。ストーリーの方はオーソドックスなハリウッド映画仕立てで、特に良くもなく悪くもなく。チーズバーガーやらミートボールやらステーキやらを降らせる描写はさすがに実写だとクレームの嵐だろうな。
 思い出したので追記。これを見た上映回は始めて客が一人という状況だった。満席だとガヤガヤしてうるさいので人は少ない方がいいけれど、こういう笑い所のある映画の場合は一人だと寂しいものがあるな。