タービンシティでの試合相手はトライスターズという三つ子チーム。まるで手品のような動きに翻弄されるダンたちだが、三つ子はゲーム開始直後に本物のボールを陰に転がし、その後は偽物のボールでダンたちを引きつけていたのだ。ラスト1分でシュートを1本決めればいいという発想だったが、最初から動きを読み切っていたアイスマンがボールを奪ってデストロイパス、ダンがシュートを決めた。
一方、エクリップスも試合を勝ち上がる。セラは、そんな激しい試合の中、かつて母と過ごした古い、しかし思い出の詰まった家で懐かしさを覚えていた。
第10話終了時点で制作体制が大きく変化。具体的には監督の板垣伸と作画監督の平田雄三が抜け、新たに監督に佐藤英一が入った次第。佐藤英一といえば「キスダム-ENGAGE planet-」……確か、キスダムも総監督が逃げたなんて話があったが、今回もピンチヒッターとしての起用なのか、それともただの敗戦処理なのか…。少なくとも、AパートとBパートで別の話という特殊編成ではあったけれど、つまらなくなったということはなかった。