ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#25 勝利の先に…<終>

 一塁を守る渡久地にスライディング攻撃を仕掛けるが、渡久地はこれを見抜いてかわす。マウンドに上がった渡久地に、今度は打者の川端がエメリーボール(傷をつけて回転をかける反則球)だと難癖をつける。これは事前に一塁コーチが渡久地のポケットに紙やすりを仕込んだ罠だったが、渡久地はそれにも気付き、逆に川端のポケットに紙やすりを忍ばせる。渡久地はボールに触った4人(渡久地、出口、川端、主審)が身体検査をするならいいと受けるが、川端は自分が紙やすりを持っていることに気付き驚愕する。
 渡久地を罠に落とそうとする人間は、その罠に自分がかかったときにどう逃げるかまでを考えておかなくてはならない。「土下座ぐらいできるはずだ、申し訳ないという気持ちがあるのなら」と冷たく言い放つ渡久地は、まるで利根川に焼き土下座を告げる藤堂会長のようだ。たぶん、渡久地はそういうレベルの悪なんだろうな。
 彩川は負債を取り返せぬまま、試合は渡久地が抑えてリカオンズが勝利。これからも渡久地の戦いは続く!というエンド。最初の賭け野球(#02 勝負師)での小島との約束のため、リカオンズを優勝へ導いているだけだなんて、格好良すぎるだろう、この終わり方は。