盗聴がバレていることに気付かない城丘(弟)は内容を鵜呑みにするが、実際はリカオンズはスライドサインによって監督のサインを無視する形になっており、うまい攻めになる。しかし、藤田の不用意な発言からスライドサインがバレてしまい、2点差を残してブルーマーズは押さえのウィリアムスが登板する……。
5点取られるまで盗聴発覚に気付かないものか。解説されていたが、うまくいっているからこそ、突然の崩壊についていけないのかもしれない。ウィリアムス登板はブルーマーズからしてみればジョーカーを切ったようなものだったはずなのに、すでにナックル攻略法を見いだしていた渡久地たちにしてみれば、むしろチャンスが転がり込んできたようなものだったわけね。