ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#05 出会い〜再会

 立人の叔父・倣慶昌が主催するパーティーに招待された花鹿。倣一族の総帥として振る舞う立人の姿に、普段との違いを感じる花鹿。慶昌の妻・ブリジットに、かつて立人と会うときに使っていたという温室の鍵を渡された花鹿は足を運ぶが、もちろん立人の姿はなくガッカリする。そこにブリジットの友人・レオンが姿を見せ、花鹿に迫ってくる。拒絶する花鹿になおも迫るレオンだったが、背後から少年が姿を現す。青い目をしたその少年のことが気になった花鹿は、その夜に屋敷を抜け出そうとする少年を見つける。「オリエント・ブルー」と呼びかけた花鹿に、少年はルマティと名を名乗る。ルマティは、聖布はもともといわれのあるものだが、今や形式にとらわれているだけだと今のラギネイを非難する。花鹿はいつか父に見せられたラギネイの衣装に憧れていたので、ルマティは自分の聖布を花鹿に与える。そこへ、トラックが猛烈な勢いで突っ込んできた。
 実はルマティはラギネイの第二王子なのだけれど、花鹿はそんなことは知らないのでハラハラするような付き合い方。一方のルマティも花鹿がバーンズワースの娘だとは知らずにどこかの石油商の娘か、ぐらいに思っていて、妙なすれ違いが面白い。花鹿だったら、たとえ相手がラギネイの王子だと知っても変わりない態度で付き合うとは思うけれど。ブリジットの悪女ぶりもなかなかのもの。立人はブリジットを女の悪い部分を知る対象として付き合っていたようだが、そんなのを叔父とくっつけといていいのか。