ハルはビートカヤックを手に入れてヒトガタの生産施設を抜け、アマウの原までたどり着く。そこで、名前を思い出せず影に殺されかけたアキユキを見つけて再開する。本当にサブタイトル通りのロマンス話で、久々にスカッとする展開だった。
ナキアミはテシクの聖地を奪還するというクジレイカの企みを断り、テシクの村を追われることになる。ナキアミがもし里に残っていればクジレイカが自らザムドになる必要もなかったわけで、恨んでないというのがどう聞いてもウソに聞こえる怒りっぷりじゃないですか。
須磨子が実は垣巣の母親だったというのはこのあとどこかで引っかかってくるのだろうか。
ずっとアキユキのそばにいた影はヒルケン皇帝だったらしい。皇帝の姿はなんだか世界各地に見られるザムドっぽい石像に似ている。なぜアキユキのそばにいたのかはわからないが、いつかアキユキに自分を殺してもらおうという考えらしいな。