ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#03

 地球破壊兵器の生体パーツになったアムリ、すず。キーになるペリエは別人格のヴェルニエになってしまっていて破壊に荷担していてもうどうしようもないというところで、ファーストアダプター「フェミナ」の歌が全てを救うのだよー。
 生体パーツ化したアムリたちがどうにも抗えず、吐血しながらもそのアレルギーをうまく兵器のために利用される様は無惨。ここまで徹底的にボロボロにされる様を描く必要があるのかね。もちろん、ぎりぎりのところでフェミナによって正気を取り戻して大団円までひっくり返していくのだが、さすがにムチャクチャが度を超えている。そりゃアダプターが何人もいる以上、どこかに最初のアダプターはいるだろうけれどなんかパーツとして組み込まれていたはずのフェミナが「歌いましょう」でひっくり返すのはなんかデウス・エクス・マキナっぽくないか。
 正直、「ヴァンアレン隊」って言いたいだけちゃうんかとツッコみたい。

まとめ

 だんだんと話が重苦しくなっていくので、ライトな百合SFを望んでいる人は第1話だけ見てやめるのが吉。1クール引っ張られてこのオチだったらそれはそれで激怒ものだが、フェミナももっと早く姿を出せただろうし、アムリやすず、ペリエの過去も描けただろうから、グダグダの原因は尺が足りないというところになるんだろう。せめて、今の倍は欲しい。