感服致しました。序盤5分で見に来て良かったと実感した。APPLESEEDの続編でどうやら舞台は数年後ということのようだったが、原作展開はこちらの方が近かったかも。
テロリスト制圧の際にデュナンとブリアレオスがみせたガン＝カタアクションは素敵。中盤以降はガンとアクションに分かれてしまったけれど、国際会議を狙ったテロ、オリュンポスに迫る群衆、海上無重力プラントと重厚感ある戦闘が多く満足。スジはハリウッド映画っぽくボス倒してハッピーエンドというかなり単純なもので、ポセイドンとか巨悪の香りを匂わせておきながら一つのラボのせいにしてえらく小さく終わった感じはするが、特に不満はない。
今回、デュナン役の小林愛以外はキャスト変更が多かったが、APPLESEEDでのブリアレオスはデュナンの恋人というより保護者的側面が強かったが本作では恋人的役割が強かったことを考えると、ブリアレオスを小杉十郎太から山寺宏一にしたのは正解。アテナ総監は小山茉美の方が…とか細かいことはいいや。
11月9日が最終日だったが、もしまだ上映が続くようなら誰かに薦めるところだ。
