これはケモナーというにはずいぶん動物たちがリアル描写だが、かなりの癒やし系アニメ。パンダくんの生活がゆるすぎてうらやましいです。
#01 11回目のナツヤスミ
中学2年生の夏を迎えた少女たち、テニス少女の逢沢夏海(寿美菜子)、夏海のペアで水越紗季(高垣彩陽)、ムードメーカーの花木優香(戸松遥)、無口な環凛子(豊崎愛生)。紗季の転校が決まったことで、4人の関係はちょっと微妙な感じに。
4人の思いが通じれば願いをかなえてくれる御石様パワーで空を飛んで1話がオチたけれど、どこを目指していくのかよくわからん。ここからアイドルを目指す「アイドルマスター XENOGLOSSIA」路線?あくまでアイドルは夢として転校までの青春物語の方が軸?そんなにもありがたい御石様に腰掛けたり寝そべったりしていてもいいのか優香。
#51 ニュー・オーダー
2006年5月7日に行われたSonyMusic Anime Fes'06の「交響詩篇エウレカセブン」ステージで、キャストによる生アテレコ(朗読劇)形式で公開されたエピソード。当時mixiで京田知己監督が明かしたところでは、あくまでテレビシリーズとは別の「新たな形のエウレカ」だとのこと。この時点ではまだ「劇場版 交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」は影も形もないころで、そういう事情を考えるとこれを見たファンがどう受け取ったのかは興味深いところですよね。
中身は本編の大筋である「レントン×エウレカ」を崩すことなく、大胆にアレンジしたような、骨子だけ抜き取ってきたような、地球を救うために自分の体の7つの宝石を大地に返さねばならないエウレカと、そんなエウレカを守りたいレントンのお話。本編も似たようなもんだよね。
ちなみに京田監督によれば、レントンとエウレカの掛け合いパートがラストではなくて、このあとに演奏されたFLOWの曲が終わるまでが第51話だそうなので、終わったあとに「DAYS」をかけてみた。いやいや、相変わらず名曲だ、最初のOPの透き通った空気感を思い出す。
さらにちなんでおくと、このSonyMusic Anime Fes'06で同じく大きな発表をしていたのが「機動戦士ガンダムSEED」で、このステージで映画化が発表されてたのね。あれから6年……福田己津央監督のTwitter見てると、サンライズはもうやる気なさそうだから、無理っぽいなあ。両澤千晶の脚本が遅れているとかいう噂が流れたのももう4年ぐらい前じゃない?SEED DESTINY当時は子宮筋腫と卵巣膿腫で摘出手術を受けたらしくて、2010年ごろにはまた別の病気で通院してたりもすると本人が語っているので、脚本書いている場合ではないのかも。
#01 大泥棒VS女怪盗
先日の「カリオストロの城」やテレビスペシャルなどでも何の違和感もなく共闘関係にあるルパンと不二子がまだそんな関係ではなかったころのお話。関東ローカル放送のところ、日テレオンデマンドとGyaOのおかげで全国で見られるのは非常に助かる。マンパで1クール遅れとか意味わかんないからな……。
ルパンシリーズを気持ちをリセットしてみるチャンスなんてないワケで、ルパンと次元とのおなじみのやりとりであったり、不二子の姿を見つけて一気にデレンとするルパンとか、そういう「お約束」が一切排除されているというのが新鮮。……いや、RED vs GREENもそうだったかな?不二子の色仕掛けも、未遂っぽくいつも寸止めでしか見られなかったのに、本作では完全にやっとるがな。
あと、モンキー・パンチがいつも不満に思っていたという銭形警部のコメディリリーフとしての役割は排除され、有能な警部にクラスチェンジ。そうそう、間抜けな銭形を出し抜いてもしょうがないのよ、ルパンも教団も一網打尽にすべくやってきて、それでもルパンが斜め上を行くやり方で出し抜いていくからこそ、知恵比べが面白くなる。
このシリーズで次元や五ェ門がどのように出てくるのかって、割と楽しみだ。