ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#19 蘭、カフェ・ド・オバケ屋敷

 そういえば翠ってクラスではすましたキャラクターで通っているんだっけ。ずっと蘭と一緒の話ばかり見ているからボケ担当キャラのように見えてた。ギャグに見せながらも、「親ならたとえ自分の子どもが変わっていてもきっと愛しているはず」という、これまで翠が敬遠してきた自分自身のことにつながる話で、ちょっと泣ける。わだかまりが少しずつでもとけていけばいいのですが。
 本筋とは関係ないが、蘭たちの文化祭の出し物がお化け屋敷と喫茶店のいいとこ取りというベタな内容ながら、その中身は段ボールを積み上げ暗幕を張って調理スペースと接客スペースを分けるという中学生なりの工夫っぽいのが等身大な演出で良かった。この作品はギャグでもないしねえ。

#05 十二時(リミット)

 とうとうインデックスの記憶を消去するタイムリミットになった。火織とステイル=マグヌスはインデックスの寝かされた小萌先生宅を訪れるが、上条のために10分の猶予を与える。その間に、上条は「脳の15%しか使えないから記憶を1年分しか覚えていられない」というのが教会側のウソであると看破、インデックスの体内にある封印に幻想殺しで触れる。
 必死で「科学側の力でなんとかなるだろうから」と食い下がる場面では情けない男だなぁと思ったが、記憶容量のウソを看破したのはお見事。10万冊の知識を詰め込んでないから感覚的にしか言えないけれど、脳の容量って(忘れて引き出せなくなるけど)無限大にも感じるよなぁ。