ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#09 職

 メタルは政府が維持してたりするものではなくて、スポンサーがついてやっていることだったわけね。だから、メタリアルネットワークの構築者である久島は看板として必要で、代わりにミナモたちの父が英雄として祭り上げられたわけだ。ストーリーはメタルを利用しつつ外周をぐるぐる回っているだけだったが、今回のは内側に切り込んできた感じ。
 あんまり家族と一緒にいろいろやってくれるお父さんって印象ではないけれど、心はしっかりつながった家族だね。

#08 ノー・フレンド

 水着回、実に実にふとましい…。
 寝ている間、電脳の空き容量を貸すだけでお金が入るおいしいバイトって、それは投資したら何もしなくても2倍返しぐらいにあやしい話じゃないか。中学校で流行しちゃマズいバイトだろう。幽霊よりも、みんなが平気でそんなバイトをしているってことの方が怖いわ。

#07 手と手で

 愛犬家のイシオと犬のダップーとの意識が入れ替わる、ある種の定番ネタ。ミナモを追いかけて階段を転げ落ちたイシオ(姿は犬)を、開く自動ドアの向こうで迎えたのはミニスカートのホロン…と来ればやっぱり犬目線でのラッキースケベ話だろうと思ったら結構マジメに人と犬との主従関係がどうたらこうたら。要するに押井守なわけね。

#06 ラブ・レター

 この仕事が終わったら…といって海に消えた波留を待ち続けた一人の女性。本一冊からここまでつながってくるとは思わなかったが、あと2年波留が早く目ざめていれば…。養子までもらって、波留への思いは変わらなかったんだろうなあ。
 それにしても、ファンタジー本の切り取られた部分からラブレターが作られたのではないかと考えたミナモの発想はユニークで好きだな。思わずラブレターを書きたくなるというその本、ぜひ読んでみたい。

#05 スーマラン

 波留にスーマランのサングラスをプレゼントしようとするミナモの前に現れる実践型格闘コミュニティ不敗のチャンプアイアン・シュバルツ。本物ではないとはいえデータを違法コピーした義体のようなので強さは折り紙付きで、通りすがりの人間の関節もきっちり外す丁寧さ。そのアイアン・シュバルツの攻撃からひょいひょいと身をかわした上に、サングラスを3度も取り戻したミナモの運動神経はすごいな。
 ミナモ、サヤカ、ユキノの三人組は幸せそうだなぁ。

#04 欲望の環礁

 女性アバターを設定して快楽に溺れていた変態のオッサンを救出するのが任務なんてたまらんな…。メタル調査の中でさらに意識にダイブというのがちょっと分かりづらいが、電脳世界を描いていると思えばまぁ納得。ただ、いかにも「泳いでいます」なんだよねえ。肉体的にはほとんど動かずメタル内での話ばかりだとつまらないなぁ。

#03 リダイブ

 メタルへのダイブって普通のダイビングと同じイメージなんだな。波留が年寄り姿のままダイブしていたから、一瞬、本当にダイビングをしているのかメタルへのダイブなのかわからなかった。
 ミナモの波留への助言「安心、安全」が文献から出たのではなくてほとんど思いつきに近いもので笑った。それで成功したからいいんだけど、ちょっと適当な感じがするな。

#02 少女

 太ももはムチムチだしパンツは惜しげもなく見せるし、これはけしからんアニメですよ。キャラクターデザインで「下半身太い」と罵る声も多かったけれど、これぐらいムチムチでも何ら問題はない、というか他が細すぎるんだよ他が。
 メタルにダイブしたら波留は若返ってしまうので一瞬誰かわからなくなるが、あくまでイメージだからだよね。そういえば、波留は肉体は老いても精神的にはずっと眠っていたのと同じだからまだ20代みたいな気分なのかなぁと思ったりもするが、言動はちゃんと老人のそれになっているのはなぜだろう。やっぱり肉体に慣れるものなのかね。
 アニ関ではムチムチ派と非ムチムチ派、さらに太もも派とケツ派に分立。いや、ユキノ級になるとさすがに太いかなと思うけれど、この程度は…。

#01 ウラシマドライブ

 第一話から披露してくれたのはじいさんのヌードと女子中学生のパンチラでした。いやいや。
 攻殻機動隊よりももっとストレートに、ネットワークを完全に海の形で表現していて、このへんはさすが手慣れたI.Gというか、ぬかりなし。よみうりテレビカイジネウロともに放送がかなり遅れているので、GyaOで最速翌日に見られるのはありがたい。