素直に見れば最大級の奇跡が起こって全部ハッピーな方向に持っていってくれたってことなんだろう。真琴だけハブられている気がするが。だが、どこかしら現実味のない風景(栞が学校にいたり、病室のあゆのお世話をしたり)が続いていて、どこかのタイミングで死んでしまった祐一の死ぬ前の走馬燈とか妄想とかに見える。
追記:コメントをいただいて、ほんとどこで祐一死んだのかなぁと見直していたら、最終話の切り株に新たな芽が生えているラストカット、後ろをキツネらしい影が横切ってますな。みんな救われちゃったみたい。
7年前のあゆとのことをついに思い出した祐一。大きな大きなパズルがようやく組上がってきた。祐一もかわいそうな子といえばかわいそうな子ではある…。
名雪を助けてあげられるのは、やはり祐一なんだろうけれど。
7年前の祐一がそう決めたから、あゆの言う学校があの大木の場所だったのね。授業で聞こえていたシュレディンガーの猫の話はあゆのことを指しているのかな。
壊れたゆきうさぎ。名雪の髪型が変わったのも全部祐一のせいのような…。
秋子さんの交通事故シーンがひどい。吹っ飛んだり血が飛び散ったり驚く表情があったわけではないけれど、崩れたイチゴのショートケーキだけというのがインパクトを大きくしている。死んではないよね?
あゆの探し物が見つかり、あゆと名雪のエピソードを同時に片付けることになるのか。
探し物は見つからなかったけれど、大木が切られていたことに気付いたあゆがきえてしまった。いつまでも祐一とデレデレしているかと思ったのに。
あゆのエピソードのまとめにかかってるっぽい。名雪の陸上大活躍があるというのに。
栞の容体は安定してるらしくてそれはよかったなぁと思うと同時に、こないだまでは栞のお世話をしていたくせにすぐにあゆに乗り換えているかのような祐一の描写には違和感が…。
栞は緩やかに祐一の前から姿を消したのでした。香里がちゃんとみんなの前で妹を認められてよかった。病人を日付変わるまで連れ回すんじゃありません、と思ったりもしたけれどね。
「奇跡でも起きれば別ですけど、起きないから奇跡っていうんですよ」、か。病気である本人に言われると何も言えないわ。
また態度が硬化した香里。祐一は姉妹を救ってあげられるのかな。
いざとなると頼りになる名雪。いや、いざとならなくても真琴の件、あゆの件とかなり頼りになっているよ。
次は栞か。「こんなに悲しいのなら、こんなに苦しいのなら…妹などいらぬ!」by聖帝香里。妹のことが大事だからこそ、妹がいつか居なくなる事実が重くのしかかってくる。
魔物を倒したのか手負いにしたのかがわかりづらいな。最後の一匹として祐一の前に現れたのは過去の舞の姿、不思議な力を持っていた舞がかつて出会った友達(=祐一)を引き留めるためについた嘘から生まれたものたち。祐一がこの町に訪れていた時のことをきれいさっぱり忘れているのがすべての元凶のような気がするぞ。
あははーっ、魔物が狙ってきたのは祐一でしたー。祐一が何者なのかはもちろん、魔物が一体何なのかも気になるところだよ。
1/1スケールのオオアリクイ人形を背負っていく佐祐理さんはとても可愛かった。
舞がツッコミを入れた!ただ舞で遊んでるだけか。
舞踏会に紛れ込んだ魔物との騒動。生徒会長が息巻いて舞を追い出すつもりになっているが、舞が暴れる以前から何かが起こっていたのははた目から見ても明らかだぞ。
舞編へ。ぽんぽこたぬきさんとはちみつくまさん。あゆの同居は真琴の抜けた寂しさを埋める意味もあるんだろうかな。
真琴編完結。もはや人間としての振るまいが不可能な真琴がずっとあうあう言ってるのは涙なしには見られないよ。登場した時の元気さが思い出される。というか、これだけのものを見せられるとここで終わってもいいような気がしてしまう。