ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

ER11 緊急救命室 #18(#241)「治療拒否 "REFUSAL OF CARE"」

 移民の息子が強制送還されつつあり、それを防ぐために母親がハンガーストライキ。栄養失調で担ぎ込まれてくるが、治療すると罪になるというような。んなら病院来るなよ、と言ってはダメみたい。痙攣を起こしたときにスーザンは治療を行わないことを決めたものの、ニーラが勝手に薬を打ってしまう。サムはあとで「自分もきっとやっていた」と言っていて、同じく他の国から来た人間として思うところはあったのかな。スーザンも自分の子供のことがあるから、母親を死なせるわけにはいかないと思い直したようでよかった。グリーンなら最初から栄養剤を与えて弁護士ともめてるところかもしれない。母親が回復する方向になったのは、ここんとこの脚本が比較的明るい話を書くようになったからかも。ありがたいことよ。
 スーザンが忙しかったのでチーフ・レジデントを目指すモリスは論文を作成してもなかなか見てもらえず。チーフ・レジデントを目指すほどのヤツなのにあんまり目立ってないな。
 カーターの病院計画は着々と進んでいて、ケリーは嬉しそう。でも、ケリーの思惑とは別のことをカーターは考えていそう。相変わらずすれ違いの二人だな。

ER11 緊急救命室 #17(#240)「つかの間の再会 "BACK IN THE WORLD"」

 ニーラってガラントのことが好きだったのか。完璧に忘れてた…こないだコバッチュに片思いしてたとこじゃなかったっけか。ER内ってそんな奴ばっかりだ。軍人ガラントがヒゲはやしてて、全然レジデント時代とイメージが違った。びっくりだ。

ER11 緊急救命室 #12(#235)「新薬 "THE PROVIDERS"」

 患者治療の理想と実情。
 腎臓病に悩む少女ケイティーは父親から腎移植を受けて3ヶ月だが、具合がよくなく搬送されてくる。その原因はどうも新薬にあるらしい。症例が少ないため、カーターはネット上で意見を求めるが、それが製薬会社や上層部の反発を招く。新薬の危険性は承知していても、製薬会社は病院のスポンサーでもあるから薬のことを悪く言えない。だが、そんな危険な新薬で患者を傷つけることもできない。患者第一のカーターの言い分は正しく聞こえるのだが、その反面、シカゴカウンティの厳しい経営状況は何度も語られていることなのでウィーバーの怒りもごもっとも。結局、痛い目を見るのは患者とその家族なのだな。
 最後にカーターが担当したじいさん曰く、10年来関節痛に苦しみ好きなスポーツ観戦すらままならなかったが、新薬のおかげで動けるようになった。新しい薬はまさに魔法だ、と。新しい薬のおかげで救われる人も少なくない事実。"新薬"だからこそ沢山使われてどのように危険なのかを知らねばならない、か。そのために犠牲になったのが前出のケイティーのような子だったわけだ。綺麗事ではないな。
 ER内恋愛事情についてはここまで気付かないふりをしてきたものの、やっぱりカーターとアビーってば完全な破局に陥ったらしい。なんかカーターはアフリカでいい女性を見つけたが流産したことで別れた、というのがER11の冒頭だった模様。アビーはインターンのジェイクといい感じに。コバッチュが気になるニーラに「私は上司に弱い。あなたは部下に弱いのね」と指摘される。ジェイクに食事に誘われて「あなたは学生、私は先生。だから無理」と断るが、悪い気はしていない様子。
 レイはどう考えてもデイブ・マルッチ(ERⅦ)系統のキャラだと思っていたが、案外しっかり仕事こなしてるのよな。厳しい職場環境だけにお調子者の方がうまく渡っていけるのかも。
 今更ながら、ERⅩは最終回しか見てないのでその影響が出てるな…。

ER11 緊急救命室 #6(#229)「末路 "TIME OF DEATH"」

 酔っぱらいメカトフに対して、服役した過去があり大酒から末期の肝硬変になったのは自分のせいだとプラット。そういえばプラットのところは家族ばらばらなんだったっけか。
 死を悟ってから、意識が混濁していくところの出来がすばらしい。アビーによるバイタルのカウントが響く待合室のイメージ、どこかへ連れて行かれるバスのイメージ、間に合ったかに思えた息子が実はプラットで…。
 あまり幸福ではない人生だったかもしれないが、この最期は幸せだったんじゃないかなぁ。そしてそんな話はレイがピザを頼んでから40分ぐらいの話だったのであった。

ER11 緊急救命室 #04(#227) 恐れ "FEAR"

 一年前に死んだ旦那の幻影におびえ、子供たちを窓から飛ばせた母親。ヤク中の離脱症状が出る時期だったとかで、助かったのは男の子だけ。まあ…投げ捨てたんじゃなかっただけマシなのかね。あの子のトラウマになったのは間違いなく、彼が今度は虐待する父親にならなければよいのだが。
 前話で行われたHIVポジティヴドナーの肝臓移植が違法であったことで、コーデイが委員会にかけられる。カーターはメスを握らなかったので無罪らしいが、カーターがお願いしたわけで、コーデイに対する罪の意識がむしろ重くなるではないか。
 そのことで閑職に追いやられることが決まり、また娘のこともある、そして何よりもうシカゴ・カウンティにはマークがいないということで、コーデイはイギリスへ去ることに。すでに作中時間で7年間も働いていたとのことで、最初はきっつい女医さんだなぁと思ったけれど、ベテラン外科医の退場は寂しいな。

ERⅨ 緊急救命室 #19(#198) 来る者 去る者 "Thing Change"

 トリノで3週ほど流れたために2話連続。なんか幸せ。
 アビーに不幸続く。弟が行方不明になる、弟からの連絡にタイミング悪く出られない、変な電波患者の相手に忙殺された上に襲われる。さらにカーターの祖母が亡くなり、カーターが葬儀の準備を手伝って欲しいと思っているところ、弟の行方が知れたために手伝えなくなる。「弟に会いに行けばいい、僕のおばあちゃんは死んじゃったんだ」というカーターの言葉はどうにも切ない。
 ロマノは誤診で、喉の痛みの患者を帰してしまうが、患者が再搬送されてきていた。気管切開を行ったプラットが医学生の前でロマノに嫌味をちくちく。プラットはキャリアも短いのに、よくここまで言えたなぁ。いや、胸がすく思いだったのでok。前話のガラントといい、カーターが育てたからなのか?
 コバッチュのもとに医学部時代の同級生・ゴーダナが現れる。母国の心臓疾患患者をアメリカに連れてくるために色々手配している様子。彼女がアビーに語ったコバッチュ像は今のコバッチュからはとても想像のつかないもの。「ルカのまわりには笑いが絶えなかった、彼が笑えばみんな笑う。/クラス一のいたずら好きだった」とか、正反対じゃないか。苦労してるな、コバッチュ。このゴーダナとロマノが話しているところにコバッチュがやってきて、クロアチア語で「この人とは関わらない方がいい」「なぜ?」「いろいろ面倒だから」と会話したのをそばのロマノは「美しい言葉だ」と評しているシーンはとても面白かった。何言われてるかわからないのは幸せだね。

ERⅨ 緊急救命室 #18(#197) 異常事態 "Finders Keepers"

 スーザンになんか"夫"現る。相変わらず、この人は常識人に見えてネジが緩んでるよ。
 そしてロマノは荒れ荒れ。ケリーと役職が交代ということで、ERに降りてきたはいいけれどもどこまでも自分流。しかも片腕になりながらも相変わらず頭は使えるもんだから手に負えない。仕事終わりにバーで飲んでいて、周囲の人間をバカにしたためにタコ殴り。わざと喧嘩を売ったと言うよりは、ほぼ天然だな。

ERⅨ 緊急救命室 #14(#193) 悲しい運命 "No Strings Attached"

 アビー、ロマノが受難の日。アビーは弟・エリックがセスナで行方不明とのこと、病気が治ってセスナを買ったとのことだが、相変わらず心配だけかけよるな。ロマノは腕のことでアンスポー外科部長に問いつめられ、その役職(診療部長か)をケリーに譲ることになる。
 今日はコバッチュとエリザベスの出番無し。コバッチュはなんか出てないと謹慎させられてそうなんだよな。

ERⅨ 緊急救命室 #12(通算#191) 下町の聖人 "A Saint in the City"

 コバッチュのやったことは確かにのちのちに災いを招きそうではあるが、ベターな選択だったよ。そこまで責められるべきことか。
 さあ、厄介な客人がいらっしゃった。市会議員の梅毒疑惑。ケリーはこのへんを上手いことやるけど、そこが他のメンバーとのすれ違いになるんだよなぁ。しかし予算が無くては患者を救えないのも事実であるわけで、カーターにはそのへんの支援を願いたいところ。

ERⅨ 緊急救命室 #11(通算#190) 友の助け "A Little Help From My Friends"

 ルカは公聴会でスーザンやアビーがかばってくれる中やけを起こし、ロマノに「誰かクロアチアに医学部が本当にあるか確かめたいやつはいるか?」などと言われる始末。このままだと状況は悪化しそうだ。
 ケリーはロペスとともに子供を迎えるために部屋の壁を塗り替えたりしていたのだが、どうやら流産してしまった模様。うー、この人は幸せになれないのか?
 今回メインで触れられたのはプラット。たびたびの欠勤や遅刻にただでさえ評判が悪かったのに、今回は銃を持ち込もうとして見つかってしまう。さらに、レオンの治療のために家までガラントを呼んだはずがカーターが来てしまう。プラットの「人を信じることは苦手だ」との言葉に、カーターは「人を信頼できない者は人からも信頼されない。人に頼ろうとすることはそれは自分が弱いということではないよ」と。これからプラットはERに馴染んでいくだろうか。プライド高そうだからなぁ…なかなか簡単には行かないだろうけど、「自分でチャンスを捨てるのか」というカーターの言葉には発奮しそう。

ERⅨ 緊急救命室 #10(通算#189) ふり返れば "Hindsight"

 カーターが帰ろうとしていて、コバッチュに引継をしているとこから見た。今回はコバッチュが事故を起こしたシーンから始まって、なぜ事故が起こったのかという原因に向かって時間が戻っていく構成だったようだ。おかげでわかりにくいったら。
 どうもコバッチュはまだアビーに未練がある様子。しかしやはりアビーはよりを戻す気がなくて、コバッチュはハーキンスと関係を持ったようである。ダメだ、ダメダメだよDr.コバッチュ…。

ERⅨ 緊急救命室 #09(通算#188) 独りぼっち "Next of Kin"

 「子供を捨てるなんてひどい人もいる」というハーキンスの言葉はチェンに突き刺さってるな。確か彼女は息子を里子に出しているはずだ。結局捨てた親(まだ若い)が引き取りに来た。必ずしも生みの親に育てられたから幸せになれるとは限らないが、ソーシャルサービス送りもな…難しい問題だ。
 交通事故で運ばれてきた少女モーガン、実は少年。父親はそれに理解を示していたが事故後死亡。結局、理解しない母親が引き取ることになり、のばしていたモーガンの髪は切られてしまう。なかなかナイスな親父だったようですが、残念。離婚してても"モーガンが女の子である"ということを理解できなくても、母親は母親か。モーガンにとって、それは幸せなのか?

ERⅨ 緊急救命室 #08(通算#187) 初雪 "First Snowfall"

 事故で妻と息子を亡くした旦那が哀れでならん。息子の一人が心臓移植(それも兄弟のもの)で助かり、兄弟一緒になって生きていくことができたのが救いか。移植した心臓にショックを与える役目は、父親に手術をするよう説得したネーサン。心臓が動き出し、兄弟が一つになった瞬間の感動はどれほどのものであったろうか。
 エリック問題は相変わらずもめてるな。マギー(アビー母)の登場がそれに拍車をかけてる。

ERⅨ 緊急救命室 #07(通算#186) 痛みに耐えて "Tell Me Where It Hurts"

 ルイス先生の悲劇。朝から患者を死なせてばかりのスーザン、フランクとジェリーの賭の対象になる。ほんと、この二人にかかれば次の患者の病状でも賭になりそうだ。スーザンはいつもはこんなの気にしなかったように思うのだが、この日は弱っていたのか?
 ネーサンの病状は決して良くないな。寝起きは体がうまく動かないみたいだし、手術中にはミスを連発だし。最近のコーディは厳しいので当然かなり叱責される。だが、あの手つきではそれもやむなしだよなぁ。ハンディを克服するということは重要かもしれないのだが、あのままでは医者にはなれまい。
 アビーはエリックを発見。躁状態にあるようで、疑われていた通り躁鬱病っぽい。ここは母親もアレだから、そういう血なのかね。カーターもなかなかフォローしきれていない様子。
 コバッチュは堕落しきっておるね。なんか娼婦を買ってますよこの人。
 期待の新星・ハーキンス。そういやプラットやガラントも学生なんだよな。いかにもできるオンナって感じですが、どんな医者に育っていくのやら。