ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#04 舞い落ちる姫君

 苹果のライバルであるゆりは「サンシャニー歌劇団」の女優。苹果の気持ちに気付きつつ、大人の余裕を見せつける。
 一方で、冠葉のもとに現れたのは「高倉冠葉恋愛被害者の会」。しかしこれは隠れみの、元彼女である阿佐美を焚きつけておいて、自分でエスカレーターから突き落とす夏芽真砂子。運命日記の通りだが、真砂子は日記を持っていないというのに。

#03 そして華麗に私を食べて…

 いまだ言葉を信じない冠葉と晶馬に、プリンセス・オブ・クリスタルはペンギン帽を脱いで陽毬を死なせてみて、現実を突きつける。改めて「ピングドラム」を探さなければならないことを理解した2人は苹果の部屋に忍び込む。苹果は2人には気付かず、カレーを作って多蕗の家へ届けるが、部屋で待っていたのは多蕗ではなく時籠ゆりだった。
 多蕗が帰ってくる直前に部屋から脱兎のごとく逃げ出した苹果、その抜け殻を見て「ファビュラスマックス……!」と呟くゆりさん。この人もちょっとオカしい人かもしれん。そして、苹果はその足で買い物帰りの陽毬と激突、高倉兄弟とも面識を持つことになる。
 「運命の日記」に従って動いている苹果だが、高倉3兄弟との出会いもたいがい運命的ではなかろうか。

#02 危険な生存戦略

 陽毬に必要な「ピングドラム」を求めて、持ち主と目されるのは櫻花御苑女子高等学校に通う荻野目苹果を尾行する冠葉と晶馬。その過程で、苹果が自分たちの学校の教師である多蕗に惚れていること、それも単に恋愛感情を持っているだけではなく、アパートの多蕗の部屋の床下に潜り込んで盗聴までしているストーカーであるという事実を知る。
 結局「ピングドラム」がなんであるかは不明。
 陽毬がプリンセス・オブ・ザ・クリスタルに変身するシーンで流れている曲は、1987年リリースのARBの楽曲「ROCK OVER JAPAN」のカバー。ARBとは現在は俳優業に専念している石橋凌がかつて組んでいたロックバンド。正直、ちょっと自分の世代とはズレているのであまりぴんと来ないが、1964年生まれの幾原監督はちょうど青春期ごろから触れてるのかな?

#01 運命のベルが鳴る

 「少女革命ウテナ幾原邦彦監督12年ぶりの監督作。といってもウテナ自体ほとんど見ていなかったので新鮮な気持ちで見られる。
 アパートで暮らす、アクティブな性格の冠葉、落ち着いた性格の晶馬、病弱な陽毬の3兄弟。一度は死んだかと思われた陽毬は、ペンギンの帽子を被ってプリンセス・オブ・ザ・クリスタルとして蘇生、冠葉と晶馬に「ピングドラムを手に入れろ」と命じる。
 謎のフレーズ「生存戦略」が頭に残るし、なぜか3兄弟以外に見えないペンギンがいたり、日常とは二、三本ぐらい線がずれたところを走る作品のようだが、今のところついていけない雰囲気はない。