ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

劇場版薄桜鬼 第一章 京都乱舞

 @梅田ブルク7 シアター1
 新ストーリーで展開される全二部作とのことなのだが、新撰組に千鶴がやって来るお話という根本が変わらない以上、新撰組は歴史通りに動くわけで、基本的にはテレビシリーズとほぼ同じ流れ。第一章は鳥羽伏見の戦いまでが描かれて、まさにテレビシリーズ第1期に相当。変わったところというと、池田屋事件で千鶴と遭遇した風間千景がいきなり千鶴を鬼化させようとしたとか、そのへんんか。あとは細かくはしょられていて、羅刹隊結成が削られ、千鶴と土方以外とのフラグも結構外されてる。

#12 剣戟の彼方<終>

 伏見・鳥羽の戦いで、数に勝る旧幕府軍は鉄砲・大砲を巧みに運用する新政府軍の前に大きな犠牲を強いられ、新選組も多くの隊士を失っていた。千鶴は井上とともに淀城へと援軍を頼みに出るが、すでに京都周辺諸藩へは薩長が錦の御旗を手にした旨の密書が流れていた。やむを得ず引き返す二人は淀城藩士に見つかってしまい銃撃を受ける。千鶴を逃がすため、井上は盾となり藩士へと向かっていき犠牲となる。それでも退かない千鶴だったが、風間が現れ藩士を切り捨ててしまう。そこへさらに土方が姿を見せ、倒れた井上を見て激昂し風間に斬りかかっていく。風間は誤解を解こうとせずむしろ土方を挑発していき、鬼の姿になった風間に対抗するため、土方は「変若水」を手にする。
 いよいよ朝敵の立場に立たされることになった新選組。井上さんはここまで新選組のよきまとめ役だったんだけれど、千鶴が退かなかったこともありなぜ死んでしまったのかとちょっと悔やまれる流れ。意外だったのは土方が変若水を飲んでしまったことで、OPで羅刹化してるからいつかはなると思ったけれど、まだまだ死ぬタイミングじゃないですよ?その土方と風間の戦いを止めるために山崎が重傷を負い、そのまま船で死んでしまうし…。今回、羅刹隊は山南さんいわく「銀の銃弾でほぼ壊滅状態」らしく、今後の切り札としてはちょっと不安。羅刹化した土方を見るに、純血の鬼と十分に戦える力はあるようだが。
 というわけで続編へ続く。第二期というか変則2クールか。

#11 零れ落ちるもの

 平助が天霧に重傷を負わされ、永倉と原田は千鶴をかばってここで倒れることもやむなしかと覚悟を決めるが、そこに斎藤が援護に現れ、なんとか撤退する。薩長との戦はいよいよ近づき、新選組は伏見奉行所に入って臨戦態勢となる。しかし、そんな折、近藤が狙撃されて重傷を負う。労咳で伏せっていた沖田は、自分が仇討ちにも出られない体であることに激しい憤りを覚え、かつて南雲薫に渡された薬を飲む。羅刹となった沖田は、近藤を狙撃した御料衛士たちを皆殺しにする。そこへ南雲薫が姿を見せる。千鶴の双子の兄である彼は、女鬼ではないからと冷たく扱われ、一方で仇である新選組と仲良くする千鶴の姿に怒りを感じていたのだった。
 このあいだの風間たちの襲撃ではあまり役に立たなかった羅刹隊が、実は町で人切りをしているとか、ちょっと困るんですけど……。しかし、山南さんにとってはもうここしか居場所がないわけで。そういえば、現実では戦死する隊士を羅刹隊として生かしていくというのは面白いんだけれど、このまま全員羅刹化とかはイヤですよ。なんと、次回が最終回。鳥羽・伏見の戦いですね。

#10 絆のゆくえ

 風間による屯所襲撃もあり、新選組は屯所をまた移転することになる。坂本龍馬殺害の現場に原田の鞘が落ちているなど、土佐や薩長との対立は避けられぬものとなっていた。そんな折、原田や永倉が薩摩と結び近藤の暗殺を狙っていた伊東甲子太郎を油小路で襲撃して殺害。伊東の遺体を回収しに来た配下らの殺害にも成功するが、そこに姿を見せたのは天霧と不知火だった。
 史実ではこの油小路で平助は御陵衛士として戦い新選組に斬られて討死するのだが、そのあたりを天霧ら薩摩藩士の登場で新選組の一員として戦わせたのはうまいよね。平助が敵としてやられる姿は見たくない。それにしても、これまで何度も何度も何度も何度も千鶴さんは襲撃を受けているわけだけれど、斬られそうになっても剣を抜かず目を閉じてしまうクセは誰か直してやるべき。そりゃ、誰か助けてくれるんだから、その方が「誰が来た?」とドキドキする展開にはなるけど、斎藤が認めた腕はどこへ。
 近藤らにも戦力外として扱われる沖田のもとへは南雲薫が姿を見せ、綱道の薬を手渡す。綱道の薬を持っているということは風間たちを行動を共にしているということなのか。千鶴の双子の姉なんだったら、わざわざ女鬼である千鶴を奪わなくても、薫で用が足りそうなんだけれど。これって……。

#09 修羅の轍

 伊東が新選組を離脱して御陵衛士に入るという噂が流れていたある日、鬼(羅刹)と化した隊士が千鶴に襲いかかった。その場は土方らが駆けつけて事なきを得るが、山南も一時的に羅刹化の症状を見せる。その惨状や生きていた山南を見た伊東は、平助や斎藤らを率いて新選組を離脱する。ショックを受ける一同だったが、夜にまた風間らが現れ千鶴を狙う。風間は西の鬼の頭領であり、東の鬼の一族である千鶴を狙っていたのだった。土方らに守られる千鶴に、なぜ人間の味方をするのかと問いかける風間。
 これまで伊東一派になんとか隠してきた山南さんのことがバレてしまい、これを口実に使って伊東が脱退。永倉や原田は引き抜きに応じなかったものの、斎藤と、自分が伊東を誘ったからと責任を感じる平助は伊東と共に脱退。伊東はちょっと中性的で頼りなさげに見えながらも、的確に新選組の急所を突くような発言が多く、あまり敵に回したくないタイプなのだが…。風間たちと連動しているわけではないとはいえ、あまり嬉しいタイミングではない。

#08 あさきゆめみし

 風間の言葉を聞いて、綱道が新選組から離れ敵対勢力に味方しているのではないかと思い悩む千鶴。そんな千鶴を元気づけようと、原田が千との再会を取りはからう。近ごろ都では長州藩を朝敵とする制札が引き抜かれる事件が多発、新選組がその警護にあたることになる。深夜、原田らが制札警護をしていると土佐藩士が襲いかかってきた。制札を守る原田らだったが、隊士の背後から女が斬りつけてきたため包囲網が破られてしまう。原田が投げた槍は女が頭に羽織っていた布をはぎ取った。その姿は、千鶴そっくりだった。翌日、制札を守った恩賞で飲みに出た土方たち。千鶴にそっくりな女の話題になり、南雲薫のことを思い出す一同。そこで、千鶴に女の格好をさせて比べることにする。芸妓・君菊によって化粧をさせられた千鶴は美しく、南雲薫とそっくりかどうかを比べようにも、隊士たちは思わず見とれてしまうのだった。
 登場以来、ずっと化粧もせず男装し続けていたから、誰も千鶴が本気で女の子めかしたらどうなるか知らなかったとはいえ、ねえ。

#07 桎梏の運命

 千鶴を連れ去ろうとした風間たちだが、土方らが駆けつけたことで未遂に終わる。風間たちは「女鬼は貴重だ」という謎の言葉だけを残して去った。斎藤らと巡察に出た千鶴は、攘夷志士にからまれていた千という女性を助ける。近藤は綱道の知り合いである蘭医・松本良順を呼んで隊の健康診断を行ったが、1/3が負傷しているという惨状を見た良順に怒鳴りつけられる。この健康診断で沖田は良順から労咳を患っていることを告げられる。
 千に一目で女性だと見抜かれた千鶴。ずっと女の子だと思って見てきたけど、そういえば男の子として新選組に混ざっているつもりなんだっけ。

#06 鬼の命脈

 薬で人ならざる者に変化した山南は、なんとか狂ってしまうことなく自我を保っていた。薬の成功実例となった山南のことが伊東らに知られぬよう、新選組は広い西本願寺へと屯所を移すことになる。東京から帰ってきた平助が沖田らと合流して巡察していると、浪人にからまれている女がいた。沖田らが助けたその女・南雲薫は千鶴にそっくりだった。東京から上京する将軍・家茂の警護の任が下り、体調不良の沖田と平助を除く全員が参加することになる。しかし、仕事に当たっていた千鶴の前に風間、不知火、天霧が姿を見せ、千鶴を同族だと呼んで自分たちとの同行を求めてきた。
 山南の離脱をこういう形にするとは、なるほど。これまでに千鶴と薫ぐらいしか女顔のキャラが出てないから、似てるのかそういうデザインなのかがわからん。

#05 相克せし刃

 隊士募集のため平助が東京へ下る。それに応じて、伊東甲子太郎新選組に入隊する。剣の腕が立ち、頭も切れる伊東の入隊は、参謀役であり剣客としての命をすでに絶たれている山南の居場所を奪ってしまった。追い詰められた山南は、かつて綱道が作った薬を使って腕を回復させようとしたが、薬には千鶴が最初に見かけた隊士のように化け物のようになってしまう副作用の恐れがあった。
 伊東甲子太郎の加入と、山南敬介の離脱。ケガをして以来、山南さんはずっと暗かったし、一発逆転を狙いにも行くわな。

#04 闇より来る者

 池田屋事件から一月、長州藩は御所へ攻め入るべく兵を集めていた。これを追い返すために新選組は3つに分かれて動く。蛤御門へ向かった斎藤らが出会ったのは、薩摩に与する天霧九寿だった。御所を守らんとする薩摩と新選組では志は同じだと説き、戦いは回避される。しかし、原田の向かった公家御門には長州に与する不知火匡が姿を見せる。拳銃を突きつける不知火に対して、原田は槍で突きかかるが、不知火はその攻撃を軽くかわす。さらに、天王山では土方の前に風間千景が立ちはだかり、隊士に手傷を負わせていた。
 姿だけはちらっと見せていた風間、天霧たちがいよいよ立ちはだかってきた。わざわざ風間に斬られた千鶴の傷が瞬時に治るところを見せていたが、なんたることか、千鶴もタダの子ではないんだね……。

#03 宵闇に咲く華

 長州が集まっていたのは池田屋だった。主力を四国屋に割いた新選組は、千鶴の知らせを受けて池田屋へ急行する。その間、池田屋に踏み込んだ沖田らは長州藩士を切り捨てていき、謎の浪士と出会う。
 「長州ではない」と名のった謎の浪士の強さは平助の鉢金を正拳突きで破壊するほど。沖田は史実通りの吐血イベントが発生するし、ムードメーカー2人がやられてしまうのは辛いなぁ。池田屋事件後の、原田&永倉との祇園祭イベントCGはいったい…。

#02 動乱の火蓋

 だんだんと隊士たちの信頼を得ていく千鶴。斎藤にも腕を認められ、巡察にともに出ることができるようになる。そこで父・綱道を見かけたという情報を聞いた千鶴は目撃場所である問屋に向かうが、実はそこは永倉たちが長らく内偵中の長州とつながりのある問屋だった。運良く武器などを押収できたもののその行動は問題視されるが、行動許可を出した土方が責任を負うと名乗り出たのでこの件での沙汰はなしとなった。折しも、問屋に踏み込んだ際に得た情報から長州藩士が陰謀を企んでいることが明らかとなり、池田屋か四国屋のいずれかが会場と目されていたので隊を二つに分けて行動に出る。
 化け物の相手は一度お預け。池田屋は史実通りの事件なので、中身も史実通りなのかな。

#01 雪華の都

 消息を絶った父を捜すべく上京してきた雪村千鶴は、2人の若い浪士に絡まれていた。物陰に隠れて浪士をやりすごす千鶴だったが、浪士は新選組隊服を着た化け物に斬り殺されてしまった。千鶴も狙われそうになるが、斎藤一沖田総司によって救い出される。しかし、今度は新選組の屯所に連れて行かれ、軟禁されてしまう。
 よく「桑島法子(が演じるキャラ)だから死ぬな」と冗談めかして言われるほどに受難の桑島キャラだけれど、主役・ヒロインなんでもござれの安定感はすごいと素直に感心する。新選組はアニメでやるとどうしても髪型や髪の色に変化を付けないとダメだから大変だなあ。イメージは乱さないレベルで、なんとか個性は出せていると思うけれど、平助が沖田のように感じる。