ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#30 小さな防衛線

 ホワイトベースを降ろされそうになったカツ、レツ、キッカたちは偶然にもジオン軍の爆弾設置に気付いて、GM破壊を阻止する。
 「小さい子が人の殺し合い見るの、いけないよ」というアムロの言うことは正しいけれど、孤児であるカツたちにとってはホワイトベースが家みたいなものだから、降ろしてしまうことも可哀想だよ。

#29 ジャブローに散る!

 ホワイトベースはようやくジャブローに到着するが、後をつけられていたためジャブローへの進入箇所を発見されてしまう。
 「哀戦士編」のクライマックスはここからなんだけれど、30分ごとに分けられてしまうとなんかもったいないというか、盛り上がりが途切れてしまうな。ズゴックは大活躍なのに、新登場のゾックは入口発見だけ。もうちょっとなんか活躍してもいいんじゃないかな。

#28 大西洋、血に染めて

 ズゴック襲撃の間隙を突き、ジオン軍のスパイ・ミハルがホワイトベースに乗りこむ。映画ではミハルの発射したミサイルでグラブロを撃破したが、こちらはガンダムがグラブロと戦闘し、ガンペリーズゴックを撃破。このベルファストでの一連の戦闘ではガンダムが水中戦を行っているが、ビームサーベルを水中で平気で使っているのは後々の設定に矛盾するよなあ。一応、出力が落ちるという設定にはなってるみたいだけれど、第08MS小隊ではビームサーベルを使って温泉すら作っていたような。

#27 女スパイ潜入!

 Gファイターガンダムの運用についてアムロが語るシーンは映画ではカットされていたけれど、アムロの優秀さが伺えるシーンだと思う。リュウがいなくなり、セイラはGファイターパイロットになり、ガンダムを操るのは自分しかいないという自覚が出てきたのか。

#26 復活のシャア

 ベルファスト基地に入港したホワイトベースジオン軍の水陸両用MSゴッグが襲いかかる。「さすがゴッグだ、なんともないぜ」と機雷を受けても平気なのはもちろん、ハイパーハンマーすら受け止めるパワーはさすがの一言。
 ガルマ戦死の責を問われていたシャアが、ちょうどベルファストに着任。よくよくホワイトベースとは縁のある男だ。

#25 オデッサの激戦

 オデッサ作戦が始まり、アムロとセイラは偶然エルラン中将とジュダックがジオン軍に内通していることを知る。
 ミデアの動きが知られているというマチルダの言葉がヒントになった形で、きっと連邦軍もスパイがいること自体は気付いていたはず。エルランの言動はちょっと不用心だったな。追い詰められたマ・クベはレビルとの交渉材料として水爆を発射するがガンダムによって被害は防がれる。ただ南極条約に違反したという汚点を残しただけというのは痛い。

#24 迫撃!トリプル・ドム

 黒い三連星の攻撃を受けるホワイトベース。せっかく修理したホワイトベースをやられるわけにはいかないとマチルダはミデアで出撃するが、黒い三連星ガンダムジェットストリームアタックをかけるところを邪魔する形になったため、激昂したオルテガコクピットをやられる。
 映画では宙を舞うマチルダのカットが印象的に挿入されていたが、TV版ではそれがないためちょっとあっさりした死に。

#23 マチルダ救出作戦

 ホワイトベースへ新兵器Gファイターを輸送するミデア隊が襲撃を受け、アムロたちが出撃する。
 指揮官代理としてオロオロするミライと、それをサポートするセイラを見ていると、これはセイラがやればいいんじゃないかと思えてくる。特に心得があるわけではないのにこの風格、さすがはジオン・ズム・ダイクンの娘。
 次回予告の「マチルダホワイトベースを守る為に死んだ」という凄まじいネタバレ、当時は何も言われなかったのかな。

#22 マ・クベ包囲網を破れ!

 ブライトが倒れてミライが指揮を執るホワイトベースに対してジオンが攻撃をかけてくる。ミノフスキー粒子散布口やECMを破壊してホワイトベースの動きを巧みにコントロールし、自軍のメガ粒子砲の前まで連れてくるとは嫌らしいやり方。ブライトなら対処できたのかという点はちょっと疑問だが、少なくともただの操舵手のミライに指揮を委ねるのは無理がある。もともと軍人の少ないホワイトベースだけに、ブライトと共に連邦軍パイロット候補生だったリュウがいかに大きな存在だったかを実感する。さすがにアムロやカイに指揮は任せられないものね。

#21 激闘は憎しみ深く

 ラルを失ったハモンによるザクとマゼラアタックでの決死の攻撃の前に、ホワイトベースはまたもピンチに陥るが、リュウが命を賭してガンダムホワイトベースを守りきった。
 映画とは異なりホワイトベースクルーたちからリュウが相当信頼を寄せられていることが描かれてきたので、戦死後に自分のせいだと泣き崩れるジョブ・ジョンやハヤトたちの反応が自然に受け入れられる。本当に、ホワイトベースにとってブライトやアムロと同じくらい欠けてはならない人だったのに。いくら惜しんでも足りない。

#20 死闘!ホワイトベース

 グフを失ったランバ・ラルはクランプらと共にホワイトベースに白兵戦を仕掛ける。折り悪く、ホワイトベースではアムロが独房入りの処分を受けており、その甘い対応に不満を抱いたハヤトやカイたちがバギーで脱走。セイラがガンダムで出撃することになる。
 ブライトが、アムロガンダムから降ろすことを考えつつもやはりガンダムに乗るのはアムロしかいないと考えている説明が入り、映画よりもブライトとアムロの絆が強いように見える。といっても、アムロも気難しく描かれているので、一筋縄ではいかないんだけれど。

#19 ランバ・ラル特攻

 「僕が一番うまくガンダムを使えるんだ!」。哀戦士編冒頭の酒場でラルとアムロが出会うエピソードで、ラルたちがフラウの後をつけてホワイトベースを発見し攻撃をかけるが、帰ってきたアムロのおかげもありなんとか敵を撃退。
 確かにグフにはガンキャノンガンタンクでは対抗し得ないが、それってリュウの指摘した通りアムロガンダムに乗っていったせいですから。今回受けた損害の責任はアムロが被らねばみんな納得しない。そりゃ言い訳も聞いてもらえないよ。だんだんハヤトも兵士としての自覚が生まれてきているし、アムロだけが戦っているわけじゃないんだぜ。

#18 灼熱のアッザム・リーダー

 ホワイトベースを脱走したアムロはジオンの鉱山基地を単独で攻撃する。映画ではカットされたエピソード。
 脱走したアムロに対してのリュウ以外のクルーの反応は否定的。セイラさんやミライさんまでこんなに厳しいコメントをするとは思わなかった。ガンダムに乗っていったのもまた罪を重くしている気がするが、さすがにちょっとアムロに同情する。鉱山基地にはザクなどMSの姿が見えなかったので攻撃をかけてはみたがアッザム・リーダーの登場に苦戦、なんとか勝利するがこの鉱山基地は数ある基地の末端の一つでしかないとか、どこまでも行動が裏目裏目。もうホワイトベースには帰れそうもない。

#17 アムロ脱走

 捕虜のコズンは艦内を逃げ回った末、ハッチから脱出する寸前にオムルの放ったロケット弾の爆風を受けて吹っ飛ばされて死亡。しかし、第2通信室からホワイトベース所属のMSがガンダムガンキャノンガンタンクの3機であることを知らせたのは大きい。それまでジオン側で「連邦の白いMS」「戦車みたいなやつ」と呼ばれていたガンダムなどがちゃんと個別の名前で呼ばれるようになったのはコズンのおかげ。
 その後、マ・クベの鉱山基地に対してガンダムで攻撃せよとのブライトの命令を受けたアムロは、鉱山相手ならとガンタンクで出撃。戦果を挙げるがギャロップが接近したため後退してガンダムに乗り換える。その結果、ブライトの不興を買いアムロパイロットとして不適なのではないかというミライとの相談になり、アムロが脱走するきっかけになったわけだが、軍隊じゃないとはいえ命令無視し続けるパイロットを主力兵器に乗せるデメリットは大きいから、ブライトの判断は一概に間違ってるとも言えないよね。ただ、オムルたちもシミュレーター訓練をしているとはいえ、実際にガンダムで出撃した前話のセイラを見るとシミュレーターと実戦は大きく違うようだから、もはやアムロとの技量差を詰め得るパイロットはいないに等しいよ。頭の痛い話だ。

#16 セイラ出撃

 ランバ・ラルの攻撃に対してセイラがガンダムで出撃、アムロガンキャノンで出撃してコズンのザクを鹵獲する。コズンの言動がちょっと違うなぁ、映画版ではジオンのベテラン兵らしさがあったものだが。