ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

劇場版天元突破グレンラガン 螺巌篇 (2009)

 ロージェノム戦からアンチスパイラルとの決戦までの濃密なエピソード。リアルタイムで観ていたときは後半になるにつれて胃もたれしてきたものだけれど、2時間におさまるとちょうどよい濃さ。また、ラストバトルを始めとする追加シーンがうまく削られたエピソードを補っていて、一切不足のない作品に仕上がっていた。
 個人的にしんどかったラスト前のバタバタとキャラが死んでいく流れがキタンの特攻以外なくなったのも観ていて気分を損ねなかった理由の一つだと思う。それぞれに天元突破ガンメンを持つことで、アンチスパイラルを決定的に打ち砕く天元突破グレンラガンへの合体も描かれたし、いい改変だった。
 ロボットアクション好きはもちろん、普通に地上波シリーズを見ていた人をも納得させられ、かつシリーズを見たことがない人でも引き込めるようないい出来の映画。ちらっとでも映画を見に行こうかと思ってまだ行ってないという人はぜひ足を運んで欲しい。
 個人的には現時点で今年No.1の映画なのだが、上半期にはまだヱヴァンゲリヲン新劇場版:破が残されているので……。

劇場版天元突破グレンラガン 紅蓮篇(2008)

 @シネ・リーブル梅田 シアター1
 観た後のテンションで書いた感想がミスで消えるとかなり泣ける。
 というわけで観てきました。最初はどうせ総集編だろうとたかをくくっていましたが、実際はスゴイ総集編でした。少なくとも、地上波でよくある総集編を想像してはいけない。展開としても、カミナの死ぐらいまでだろうと思っていたら四天王を倒すところまでやっていて、相当中身は濃いものになってました。地上波で換算すると14話分なのでこの密度は当然か。
 展開の追加や変更は主に頭とラスト。頭では、なぜロージェノムが人類に絶望して地上に君臨する螺旋王となったのかが描かれた。これのおかげでロージェノムの圧倒的な力がよくわかりやすくなったのと、第三部以降で対アンチスパイラル戦に協力してくれた理由もなんとなく理解できる。ラストの変更は#12 ヨーコさん、お願いがあります以降で、アディーネがやられる前にシトマンドラとグアームがやってくる展開となり、いきなり(チミルフは死んでいるが)四天王との総力戦に。四天王の母艦が合体してドテンカイザンになるシークエンスは激燃え。特撮ロボットなみの合体です。
 改めて戦闘を見直すと、ほとんど気合いと根性で勝って最後はドリルで貫くというお約束展開ばかりだったが、まとめて観るとド迫力。知っている話ばかりなのに鳥肌が立った。
 気になる#04「顔が多けりゃ偉いのか!?」#05「俺にはさっぱり判らねえ!」とあわせてBGMにのせてのまとめ扱い。キタンやロシウといった重要キャラの登場回だからカットはできず、かといって使うには時間が足りないという感じか。
 かつて日曜日の朝に「天元突破グレンラガン」の放送が始まったときに感じたワクワクやドキドキを再び味わうことができ、とてもいい2時間だった。螺巌篇では螺旋王との戦いからアンチスパイラルまでやるってことで超絶バトル展開になるのか。紅蓮篇はあのラストを作ったテンションで作られていたのでものすごかったが、それよりもさらにものすごいものを作るのだろうか。

#14 皆さん、ごきげんよう

 テッペリン攻略戦、四天王のうち二人が1話のあいだにやられてしまうというのは普通に考えればえらくはしょった展開だとか急いだなぁとか思うんだが、破天荒遊戯のあとで見ると気にならないなぁ。むしろみっしり詰まっててイイ。

#5.5 俺のグレンはピッカピカ!!

 ゲーム「天元突破グレンラガン」に付属のDVDに収録されているエピソード。ゲームに登場するオリジナルの獣人のうち、ティトリーとジギタリスが登場し、グレンを強奪。代わりにカミナがジギタリスのガンメン「ザウレッグ」に乗り込む。短時間だが搭乗ガンメン入れ替わりネタは本編ではやってないんだっけな。
 エンドロールのラストにシークレットコードあり。

#10 アニキっていったい誰ですか?

 ニア奪還に来たアディーネを軽く蹴散らして、おいしいところはダヤッカ持ち。ええわー、かっこええわー。ヴィラルはまた恵まれない上司のもとで大変だわ。

#09 ヒトっていったい何ですか?

 OPからアニキが消えてニアが登場。失意のシモンにぱっぱらぱーと明るいお嬢さん、足して二で割ればちょうどいいんだけど、シモンの復活にはまだ時間がかかる。一人で鬱々とするのはいいけれど、ロシウやキタンに当たるのはやめてね。

#07 それはお前がやるんだよ!

 アニキの器でグレン団が広がっていくところだけれど、同時にシモンだって十分アニキを助けていることを再確認。突っ走るだけならカミナが適任だけれど、ちゃんと周りを見て進めるのがシモンなのかな。

#06解放版 見てえものは見てえんだ!

 いろいろとカットされた部分(主にお色気)が復活している。変更点は第5話回想が放送版より短く、Aパートでカミナとシモンが女性キャラの間を流れていくところが放送版のピンクコンベアからおっぱいコンベアに。そしてBパートは全体的にカミナがエロ方面キャラになっていた。肝心なところはやっぱり見えないのだが、カミナが視聴者の心の叫びをすべて代弁してくれていた。やつらは男の心を踏みにじった。
 放送差し替えの時はもうちょっとやばかったのかな?この内容なら多少アレだけれども放送自体は問題ないと思うんだけれど。

#05 俺にはさっぱり判らねえ!

 ロシウ、ギミー、ダリーが仲間入り。改めて、誰もあの司祭を責めることはできないと思ったよ。あの考えをアニキが理解できないのは仕方がないことなんだろうか。

#04 顔が多けりゃ偉いのか!?

 例の回。改めて「そういう作画です」という前提で見ると、確かにただ崩れたのではなく、わざとそういう表情をさせているなぁというところはあった。でも、やっぱりアニキが合体にこだわるところは第1話〜第3話の流れからはとてもそんなキャラじゃないよと言いたくなる。ラスト近くの回想で、パラレル世界のアニキがへこへこ謝っている姿を見たけれど、あんな感覚。