ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

劇場版 境界の彼方-I'LL BE HERE-未来篇(2015)

 自分が何者なのかもわからなくなった未来の姿に、秋人は「血の宿命も忘れるならその方が良いかもしれない」と考えて、思い出すきっかけにならないように未来を避ける。一方で、未来は秋人のことが気になるが、遠ざけられていることも感じていた。そんな中で、ひょんなことから未来は自分がただの人間ではないことに気付いてしまう。
 過去篇で、あれだけハッピーでピースフルなラスト直前まで行きながらの急転直下。その延長線上で、秋人の気持ちを理解している視聴者としては、未来を遠ざける気持ちもわからんでもないわけです。だから、未来覚醒の「ああー、そっちに振り切れちゃったかー」からの「どうやっても悲劇かよ」という感覚には絶望した。そして、落ち着くべき所に落ち着く、と。

劇場版 境界の彼方-I'LL BE HERE-過去篇(2015)

 @大阪ステーションシティシネマ スクリーン9
 過去篇がテレビシリーズの総集編、4月25日公開の未来篇が新作という二部構成。テレビで見てたときは第6話「ショッキングピンク」(例の歌に反応するヤツ)ぐらいしか印象に残らなかったけれど、こうしてまとめるとド直球のラブストーリーだったんだなー。であるがゆえに、総集編としては「ショッキングピンク」の話は浮いてしまう。そこで石立監督は、「約束の絆」のMV的な構成にしてアバンに押し込めたのだった。Win-Winの解決ですね。
 本編は総集編ですが、栗山未来が名瀬泉から話をもらって長月市に来た下りとか、テレビでありましたっけ。冒頭、秋人が飛び降りようとしているように見えた未来を助けに屋上へ上がるところからだったように記憶していて、丁寧な説明があったんだなーと思った。このあとも随所で未来と泉の会話シーンが挿入されてたと思われ。しかし、シドニアは総集編に2時間20分かかったけど、こっちは1時間40分なんですなあ。愛ちゃんがらみの話とか、桜の話とかばっさりカットすると、ここまで圧縮されるのな。
 さて、大ハッピーエンドで終わったかに見えた本作ですが、帰ってきた未来がその直後にすべての記憶を失ってしまう……というところから「未来篇」に突入です。え……マジでか。

 全12話視聴完了。わりと序盤から惰性視聴に入ってしまって、あのメガネ男(藤真弥勒)が何に執着して世界をむちゃくちゃにしようとしてるのかイマイチわからず、「境界の彼方」との戦いも「ほへー」と見てるだけになってしまった。ともかく、未来を助けるために秋人が向かっていって境界の彼方にあった体と合体するところはムント様を思い出し、結局京都アニメーションはムントの呪縛から逃れられていないのでは?と思ったり。
 雪降る中での戦いとか、ほとんど崩れないハイレベルな作画とか、きっとスタッフは苦労しているのだろうなと思いつつも、そんなにワクワクしない作品だったので、他人にはオススメしない。花田十輝脚本だからと言うつもりはないが、お話に興味を持てなさすぎた。

#02 群青

 今日から水もん枠は「空の境界」「境界の彼方」の2本立て。こうして並べると、京都アニメーションにはずいぶんと高いハードルを期待しているのだなと実感する。アクションがありつつも会話は軽妙なやりとりもあって、わりと見やすい作品。

#01 カーマイン

 京アニの異能バトルもの。作画は氷菓似、現段階ではとやかく言えないが、絵づくりは抜けてる。雰囲気作りはうまいし、背景とか驚くべき細かさなのだが、ストーリーがついてこられるか。凡作に落ち着く可能性は否定できないけど……。