ひたぎから怪異を取り除くため、暦、メメらが揃って儀式が執り行われる。といっても蟹に「お願い」して離れてもらうという算段だった。だが、ひたぎの過去を背負う蟹は離れず、メメは蟹嫌いということもありひねり潰してしまおうかと考える。
かつてひたぎの母が新興宗教にはまり、家にやってきたその幹部がひたぎに暴行しようとしたという過去。なんか気を張った、作ったような外面しか見せないひたぎが、膝をつき謝るとは思わなかったなぁ。意識してか無意識か阿良々木に裸を見せようとするのはなんのアピールだよ。
化物語 #01 ひたぎクラブ 其の壹
西尾維新作品初のアニメ化。西尾維新はライトノベル最後の大物とか言われているそうで、今回が待望のアニメ化となる。
阿良々木暦はある日、体重を失った少女・戦場ヶ原ひたぎと出会う。かつて吸血鬼になり現在は吸血鬼もどきの人間である暦は、ひたぎの体質をなんとかするべく自分を助けてくれた忍野メメのもとへ連れて行く。忍野はひたぎが行き会った「重し蟹」はかつて神だったかもしれないと語り、ひたぎを元に戻すために力を貸すことに同意する。
ひたぎが暦に浴びせる罵詈雑言がステキ。暦の軽妙なツッコミが原作譲りなのか、神谷浩史＝絶望先生なのかはわからんが、テンポよいな。
なお、ぐるっとシリーズ一周してから回ってくると、第1話からこんなにも演出重たかったかーと。もっと順を追って変化していったかと思ってた。
