ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#12 ハツコイリミテッド。<終>

 逃避行中の楠田たちを追う慧たち、そしてそんな小宵やあゆみらを追いかける操たち。海辺に辿りついた楠田たちは、夕暮れの水平線に向かって思いの丈を叫ぶ。すると、その背後に慧達が追いついてきていた。
 衛ー岬ー有二ーあゆみという四角関係はここまでどう解決するか読めなかったとはいえ、楠田や曽我部は一対一だからなぁ。特に、楠田は慧に好きだと言えば済むだけだったわけで、思春期の少年の気持ちは難しい。いやもちろん、そんな素直になれるんならきっと楠田だって最初からモテてるんだと思うよ。それができないから悩み苦しむわけで…ただのハーレムものではなく複数の恋愛関係を描いた作品として、面白く視聴できた。

#11 少年達の逃避行

 モテる慧に「カッパ」と呼ばれている自分では釣り合わないと考えて逃げ出してしまった楠田は、ちょうど恋に破れていた曽我部、衛とともに自転車で家出を決意する。しかし、計画も目的もしっかりしていない彼らは最初からバラバラ。一方、衛達の家出を知ったあゆみたちは追いかけることを提案するが、楠田に「大嫌いなんだよ!」と言われていた慧は躊躇してしまう。
 楠田たちの逃避行、難しそうだよなあ。ただただ目の前の壁から逃げるだけじゃうまくいかないよ。

#10 カッパファイト!

 演劇部長・不動宮すみれが劇のカッパ役として楠田をスカウト。恋愛のライバルというわけではないのに、慧は強がってしまう。一方、めぐるに勝つために水仙寺高校に入学してきた久間菜の花と勝負しためぐるは、あっさり敗れてしまう。
 慧も楠田はもうちょっと素直になればそれで済むのに、ラブレター渡し代行とは大きな試練……。さすがにこれは楠田がかわいそうになる。軽い性格だけれど、なまじルックスがよくないという自覚があるだけにね。
 めぐるの方は、武居先輩からの「俺はそれぐらいの大きさが好きだ!」で吹っ切れたようで、なかなかシンプルな性格だこと。

#09 その思い出には満開の

 名央の当番回。曽我部の好意に気付いているのかいないのかわからなかった名央は、美術室の桜の絵に憧れていたが、その絵を描いた連城先輩が姿を現す。
 告白するでもなく、ただ「また明日!」というだけで喜べる曽我部は幸せ者だと思うが、これ完璧な失恋だよなあ。その相手たる連城先輩はといえば、名央と絵を仕上げて海外へ去ってしまった。完全な勝ち逃げに、逆転のしようがないな。

#08 チョコレート・ボマーの憂鬱

 バレンタインデーを舞台に交錯する思い。岬は衛と良彦から寄せられる好意に気付き、小宵とあゆみもそのことに感づく。
 これまでは複雑に絡みつつも誰もその繋がりが見えていなかった岬周辺の関係が白日の下に。さすがにチョコレートを渡されかければ有二も気付いただろう。すでに岬の気持ちを知っていた良彦はともかく、衛にとっては大ダメージ。その影で、慧は楠田にチョコレートを渡すことこそ失敗したけれどカエル人形を渡すことには成功。ここのカップル(?)がいちばんうまくいっている気がする。

#07 キスをしようよ

 クリスマスに楠田と二人きりになった慧のことを冷やかすりかは、逆に寺井との関係を聞かれて「うん、彼氏」と即答。クリスマスも二人っきりでどこへ行っていたのかと聞かれてさらりと「デート」と言ってのける。しかし実際は手をつないだわけでもなく、その関係は微妙なところだった。
 りかは他人の恋愛、特に慧と楠田のことについてはピンと来るくせに、相思相愛の寺井に対してガードが堅いッ。でも、そんなりかが気持ちに気付いて自分から動いた瞬間の可愛さは素晴らしいね。

#06 雪が降り出すその前に

 #03 ゆらめきアンバランス以降、楠田への気持ちで混乱している慧。ちょうどクリスマスが近いということで、衛に近づきたいあゆみと、名央に近づきたい曽我部の思惑が一致し、衛・曽我部・楠田・あゆみ・名央・慧の6人でパーティーをすることになる。しかし、いざ当日になると不測の事態が発生して彗と楠田は二人っきりになってしまう。
 素直になれないけれど好意を持っているもの同士の微妙な空気感。いい雰囲気を作り出そうにも、これまでの関係が最悪だったのでうまくいかず、結局は雪玉をぶつけ合いながら「あたしにだけ意地悪」「俺にだけ厳しい」と感情を吐露することに。素直さ度合いで言うと楠田はまだ足りないんだけれど、実は慧の気に入っていた手袋を買っているあたり抜け目がない。お互い意地を張らなければいい仲なのに。

#05 とまどいダイビング

 胸が大きいことをコンプレックスに感じているめぐるは、水泳部長・武居の懸命の願いを断り続ける。しかし、部員の一人が転校することになり水泳部は同好会格下げの危機を迎えてしまう。
 「もともと大会に出るために始めたんじゃない」と武居を励ます部員たち、さすが武居を中心に集まった水泳部員だけはあると思うよ。

#04 世界の誰より大好きな

 小宵がこよなく愛しているのは兄の良彦。だが、良彦が好きなのはクラスメートの岬。一方、有二はあゆみが飴一つで操に誑かされたと勘違いし、本当に飴で女の子が誑かせるのか岬で試してみる。
 妹べったりな有原兄妹と兄べったりな別所兄妹。あちこちで発生する恋愛関係の中で岬だけは誰にも好意を持っておらず面白いところだったが、その好意は飴を無理矢理くわえさせた有二へ……。良彦には一番辛い展開だ。

#03 ゆらめきアンバランス

 「男は顔が十割!」と言い放ち、プロポーズされても「このロリコン!」と拒絶する江ノ本慧。慧は体育祭で応援係となり、クラスのお調子者・楠田と組むことになる。
 決してイケメンとは言い難い楠田は、クラスのムードメーカー的なポジションなので行動もスケベな性格丸出しだったり「男子ってサイテー」というお決まりのセリフの対象なんだけれど、フォローすべきところはフォローしてくれるいいヤツだね。ミシンをかけながら寝てしまった慧の写真を撮ったのはエロ心だけではないぞ。いいコンビじゃないか。

#02 となりの山本さん。

 あゆみから好意を寄せられている衛。将来救急隊員を目指しているにしてもお姫様だっこをあっさりやってのけたしその後の噂もどこ吹く風だったが、隣に住む山本岬のことが好きだからだったのか。クールビューティーというかガサツなお姉さんというか、本人の知らぬところで人気を集めそうな女性ではある。操が動物好きの好青年ってのはベタながら好きだ。

#01 美少女Aと野獣Z

 高校で知らぬものはいないという化け物のような財津操にラブレターをもらった有原あゆみ。でも、あゆみは操の弟・衛のことが気になっている。と、一方通行の想いが見え隠れの第1話。ヘタすると昔のヤンキー漫画のノリじゃないかと思ったんだけれど、これって恋愛漫画の鉄板構図だから面白くならないわけがない。スクールランブルだってメインキャラの好意は相思相愛にならない作りだったから面白かった(とこれは他からの受け売り)。
 「打ち切りで当然」という声がある一方で、「なぜこれが打ち切りになるのかわからない」という声も多くて、ジャンプ読者でない自分にとってはえらく評価の分かれる作品だなと思っていたが、コレは面白いよ。ジャンプではなくマガジンっぽいノリだけれど。