ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューションI(2018)

 「交響詩篇エウレカセブン」を3部作で新たに描き直すということで、新作カットありのリメイクといえばいいのかな?「エウレカセブン」が始まったときはあの浮遊感と疾走感にすごいものが始まったと思ったもので、今になってもリフアクションは素晴らしいのだけれど、これを「ポケットが虹でいっぱい」の時点で見たかったなぁという気持ちはある。
 新作カットは主に前半30分の「ファースト・サマー・オブ・ラブ」の部分と、あと作中時間軸で現在のレントンのカット。既存映像を再構成して、換骨奪胎して新たな物語を作るのは「ポケ虹」でやったじゃないすかあ!
 セリフは全新録。レントンの祖父・アクセルを演じた青野武さんが亡くなっているため、レントンの育ちについて設定が変更され、父の死後、すぐにチャールズ&レイのビームス夫妻に引き取られたことになっている。ビームス夫妻が実の子どもをどれだけ欲しがっていたかということを知っているから、本当にレントンを迎えられて良かったなぁって思ったけれども(でもパパとは呼ばれてないぐらいの関係)、ハイエボリューションIではビームス夫妻とレントンの関係に重きが置かれたために、エウレカの出番が少なくて、「レントンエウレカの物語」という印象がかなり薄くなっている。それでいいのかな。本来、ビームス夫妻登場は21話で、そこまでにレントンエウレカにはいろいろあったわけです。アクペリエンスはハイエボ時空でも発生して、レントンはゲッコー号からビームス夫妻のところへ逃げ戻ってきたことになっているけれど、ヴォダラクの少女のエピソードが挿入されているということはそのあたりの設定は生きたまま(ティプトリーとかノルブとサクヤとか)を削らない可能性があり、残り2作(約4時間)でまとまると思えなくて、かなり不安。
 主題歌は「FLOWじゃないんだなー」と思ったけれど、これはこれでいい曲でした。

#51 ニュー・オーダー

 2006年5月7日に行われたSonyMusic Anime Fes'06の「交響詩篇エウレカセブン」ステージで、キャストによる生アテレコ(朗読劇)形式で公開されたエピソード。当時mixi京田知己監督が明かしたところでは、あくまでテレビシリーズとは別の「新たな形のエウレカ」だとのこと。この時点ではまだ「劇場版 交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」は影も形もないころで、そういう事情を考えるとこれを見たファンがどう受け取ったのかは興味深いところですよね。
 中身は本編の大筋である「レントン×エウレカ」を崩すことなく、大胆にアレンジしたような、骨子だけ抜き取ってきたような、地球を救うために自分の体の7つの宝石を大地に返さねばならないエウレカと、そんなエウレカを守りたいレントンのお話。本編も似たようなもんだよね。
 ちなみに京田監督によれば、レントンエウレカの掛け合いパートがラストではなくて、このあとに演奏されたFLOWの曲が終わるまでが第51話だそうなので、終わったあとに「DAYS」をかけてみた。いやいや、相変わらず名曲だ、最初のOPの透き通った空気感を思い出す。
 さらにちなんでおくと、このSonyMusic Anime Fes'06で同じく大きな発表をしていたのが「機動戦士ガンダムSEED」で、このステージで映画化が発表されてたのね。あれから6年……福田己津央監督のTwitter見てると、サンライズはもうやる気なさそうだから、無理っぽいなあ。両澤千晶の脚本が遅れているとかいう噂が流れたのももう4年ぐらい前じゃない?SEED DESTINY当時は子宮筋腫と卵巣膿腫で摘出手術を受けたらしくて、2010年ごろにはまた別の病気で通院してたりもすると本人が語っているので、脚本書いている場合ではないのかも。

劇場版 交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい (2009)

 レントン×エウレカが好きな人、ドミニク×アネモネが好きな人、「もきゅ」と鳴くニルヴァーシュ幼生が気に入る人にはお勧めの映画。特に、地上波シリーズでは照れて自分の気持ちをあまり素直に出さなかったレントンが、エウレカにばんばん「好きだ」「愛している」と愛の言葉を投げかけるので、レントンの青臭さが鼻についていた人は、レントンの成長ぶり(豹変ぶり?)に感動するかもしれない。また、レントンvsホランドの空戦は超絶技巧を謳うだけはある見応えのある空戦だった。
 一方で、ストーリーは根本から変更されており、レントンエウレカは幼なじみ、ゲッコーステイトの面々は人体実験の材料にされた戦災孤児で見た目は地上波シリーズと同じながら年齢は全員17歳ということになっていて、戸惑うことが多い。ホランドが無意味にレントンを殴ることはなくなったけれど、そもそもゲッコーステイトの面々に思い入れを抱けないまま……。地上波シリーズの映像を使って云々といわれていたからどう料理するのかと期待したのだが、やっぱり地上波シリーズを見ているから違和感が残ったまま。それに、わりと新作カットも多くて、「総集編にわずかに新作カット」とは異なる。たとえば、エウレカが月光号に回収されたあとの医務室のシーンは、地上波ではかなりギスギスした会話だったが、このエウレカレントンは「ようやく再会できた」というところなので、前半ではレントンは軽く赤面しているし、エウレカの髪型も異なるので、そのまま使われている絵もあるけれど、かなり手が入っている。
 地上波とは異なる解釈でリブートした作品ということなら「新世紀エヴァンゲリオン」に対する「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」だってそうなわけで、なぜ「地上波の映像で内容を換骨奪胎」という押し方にしたのかは不明。
 テアトル梅田の人に聞いたところによるとGW中も毎回満席で立ち見が出る状態で、夕方上映回のチケットは昼頃にははけてしまっていたそうだ。いやいや、そこまでする映画じゃないよ、とは一応釘を刺しておきたい。

#49 シャウト・トゥ・ザ・トップ!

 スカブコーラルにより地上に降り注ぐデブリ#25で登場したウィリアムも死んだか…。絶望病患者と一緒にいたものはみんなアウトっぽいぞ。
 デューイの道連れでエウレカアネモネがえらいことに。「つづく」からもエウレカの声が消えた。

#50 星に願いを<終>

 とにかくレントンエウレカを追いかけて追いかけて、人間であることを諦めてでもエウレカと一緒にいたいという告白をして、エウレカに振り向いてもらうまで。最初のうちはただの憧れ、それが次第に心からの気持ちに変わっていく作品だったのかな。デューイがどうこうなんて所詮は刺身のツマよ。
 あの月をどう見るかは自由だが…うーん、なんか恥ずかしいエンディングだ。オシマイ。

#47 アクペリエンス・4

 スカブコーラルと一つになるということは、群体として行き詰まった人類を完全な単体へと進化させ…これは某補完計画。スカブコーラルの"待つ"という判断は、レントンエウレカに可能性を見いだしたというところか。

#46 プラネット・ロック

 エウレカセカンドインパクト
 羽根が生えるとは思わなかったな。不気味というよりは、なんか神秘的でチャームポイントが増えたってな感じでよろしいのではないでしょうか。レントンが重症ではなくてなにより。
 最後に待っていたのはダイアン。本人なのか? レントンってダイアンを「おねえちゃん」と呼んでいたのかね、てっきり「ねえさん」かと思ってましたがね。

#45 ドント・ユー・ウォント・ミー?

 子供達とレントンエウレカとの溝は最も深くなったか。強くエウレカを求めるモーリス達の心もわかるよなぁ、唯一頼れる母が見知らぬ男に完全に取られてしまう感じ。レントンだって、楽してその関係に辿り着いたわけではないけれど。
 モーリスたちが躊躇する(あるいは恐れたか?)中、一人駆け寄り、自分の左腕を傷つけたレントンは格好いいやねえ。
 なんかドミニクとユルゲンス艦長がかっちょええことやってる…。ベタベタにベタ、ってぐらいベタな展開だけど、なんだか面白くなってきやがりましたよ。いやー、1年間頑張って見てきた甲斐がある終わりを期待できそう。

#44 イッツ・オール・イン・ザ・マインド

 二度目視聴での感想だから書けることだが、あのエウレカの態度は今なら納得できる。好きなレントンの前で(真に)変化しつつある自分に戸惑い、どうしようもできず苛立っていたのか。最初はナディアに並ぶヒス女かと思ってたからな…。
 ユルゲンス艦長とドミニクは新たなアネモネの準備に立ち会い、デューイが何をしようとしているのか気付き始めたか。

#43 ザ・サンシャイン・アンダーグラウンド

 わはー、やっぱり地球ですか。
 アネモネエウレカよりかわいいかもしれんなぁ、と思う瞬間がたびたび。好意の方向はドミニク→アネモネ→デューイという一方通行の報われないものかと思ってたけど、必要としているのはデューイ→アネモネ→ドミニクってな感じで、とにかくアネモネがかわいいという話。