ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#26 終幕の鎮魂歌(レクイエム)<終>

 白兵戦を挑んできただけはあるザーリッシュの強さ、捕縛しようとした反タイタニア勢力の兵士たちをちぎっては投げちぎっては投げの大活躍。しかし、どれだけ強かろうと多勢に無勢と言うよ。しかし、これだけの失点、仮にザーリッシュが生き残ったとしても無事に天の城に残れたかどうかってレベルだからな…戦いの中で死ねたのはザーリッシュにとって幸せなのかもしれん。アジュマーンも、ザーリッシュがこういう結末を迎えることぐらい想定していただろうね。
 タイタニアとの戦いはまだ始まったばかり。これから難敵のイドリスが残っているというところなのにおしまいか。

総評

 田中芳樹らしい英雄たちの物語。艦隊戦云々よりも見せたかったであろう天の城での藩王と四公爵の駆け引きは、リディアやヒューリックという外の要素も交えながら楽しめた。一方で、艦隊戦はどうしてもタイタニアが圧倒的な兵力で押すスタイルになり同じような絵面ばかりで、単調な印象だった。

#25 熱砂の激闘

 バルガシュのドールマン提督がえらく強気に出るなと思ったら元流星旗軍らしい。タイタニアとみれば尻尾を巻いてしまうような人間に比べれば、よっぽど気骨があっていい。ザーリッシュの旗艦・タイフーンを沈めた「正直じいさん号」の攻撃。最後までいい仕事をしてくれた。
 仮にも司令官の立場であり、かつ天の城の四公爵とまで謳われた将がそんなザクザクと前線に出ちゃあいけない。ジュスランやイドリスなら決して前に出ることはないだろうに、己の戦闘能力が高すぎるのも考え物だな。

#24 オネストオールドマン

 タイタニアの特務艦と渡り合い、そして沈んだ「正直じいさん号」。もしこの船がなければヒューリックはもっと早く捕まりあっさり処刑されていたかも知れないんだから、その功績は計り知れないよ。
 圧倒的な戦力を持ちながら白兵戦に持ち込み自ら出撃しようとするザーリッシュ卿。普通の相手には豪胆に見えてしまうので圧倒されるのだろうけれど、窮鼠猫を噛むとも言うぜ。

#23 砂漠の鼠

 砂漠の惑星バルガシュに追い詰められたヒューリック。ヒューリックの姿を見たら反タイタニアの人間としては思わず盛り上がってしまう気持ちも分かるけれど、追われる身であることも察しようよ。

#21 エスタールの邂逅

 イドリスとジュスランの腹の探り合い、藩王は若干ジュスラン寄りの意見なのでイドリスからすれば面白くなかろうな。バルアミー暗殺が決まっていてもジュスランは信念を曲げなかっただろうとは思うよ。
 ヒューリックの生存を知ってなお、タイタニアが残っていくためには強敵(=ヒューリック)が必要だと見逃すジュスランの深謀遠慮には恐れ入るところだが、ザーリッシュは黙っていられないだろうな。

#22 野望のプレリュード

 イドリスの過去回想編。なぜイドリスがジュスランに激しいライバル心を燃やし、ザーリッシュをまるで駒のように使っているのか、その理由が描かれる話だが、なにもこんな終盤に押し込まなくても。まさか第2期やるんだろうか。

#20 クロノス強襲

 あれだけヒューリックをボコボコにしていたホークアイベアナックルが実はミランダ王女を支持する一派だったという大逆転のおかげでクロノスからのヒューリック救出に成功。それにしてもあの二人、本気でヒューリックをしばき上げてた気が。
 一人だけ失点を積み重ねていくザーリッシュ、どんどん追い詰められている感じがする。

#19 ラドモーズ事件

 イドリスの弟・ラドモーズとバルアミーの諍い。上を目指すためならザーリッシュを犠牲にすることも厭わないような雰囲気だったのに、弟に甘いとはイドリス卿もまだまだ非情になりきれていないのか。しかしここでバルが一時離脱するのは寂しいな。
 アジュマーンがリディアを高く評価していてちょっと意外だったが、ひいてはジュスランの教育を評価してるとも見えるな。

#18 監獄衛星クロノス

 ザーリッシュ卿がようやくヒューリックを捕らえられるかと思ったら、エスタール政府が身柄を持っていった上に監獄衛星クロノスに放り込んでしまった。これ、ヒューリックが何もしなくてもザーリッシュが勝手に突っ走る可能性はありそうだぞ。それまで無事だといいな、ヒューリック。

#17 高すぎた身代金

 カイル太尉の機転で簡単に脱出とはいかなかったものの、ミランダ王女パワーで改めて脱出。これはヒューリックの言う通り、計画が甘かったってことよ。仮にもミランダ王女は反タイタニアの精神的な拠り所になってるんだから、あんな危険なことやらしてちゃいけません。
 そういえば一言も触れられていなかったけれど、やっぱり船長はミランダの亭主らしい。

#16 反撃の烽火

 ヒューリックを賞金首として差し出し懸賞金を手に入れさらにヒューリックが脱出して金だけいただこうとはハイリスクハイリターンな作戦。ドクター・リーもなんか作戦立てようぜ。

#15 一粒の麦のごとく

 リラを失って傷心のファンがカレンに癒されるの巻。提督、ようじょに癒された上にうまくベルティエの企みから救ってもらってる場合じゃありませんぜ。
 エストラード卿は反乱分子としてではなく、クーデターの犠牲者として葬られましたか。タイタニアが一枚岩でないことをわざわざ喧伝する必要はないものな。

#14 リュテッヒの動乱

 これまで描かれてきたエストラードは反アジュマーンの姿勢を見せていたわけではなかったので、本当に貴族に煽られてその気になったのか、それとも芝居だったのか不明。最期もバルアミーとのもみ合いでの事故のようにも見えたけれど、敢えて反乱首謀者にされるであろう自分の首級を息子・バルアミーに取らせて……という考えはあったのだろうか。
 ザーリッシュが裸の男を引き連れて出撃していったけれど、普段も上半身裸なの?

#13 終わりと始まり

 リラの恨みを晴らさんとアルセスの乗艦オーロラを叩くヒューリック。イドリスの援軍が来る予定にはなっていたといえども、そもそも一隻でなんとかなるだろうと考えたベルティエではヒューリックの相手は務まらなかったな。
 しかし、ヒューリックは初撃から機関部に命中させているのに、対するオーロラの砲撃は一切当たらないというハリウッド映画顔負けのワンサイドゲームはちょっと描かれ方がひどいなぁと感じた。どうしても艦隊戦描写は地味になってしまうから仕方がないと言えば仕方がないんだけれど。
 アルセスの犠牲をもってタイタニアはヒューリックを朝敵と認定したわけで、イドリスの狙いは果たされた形。ジュスランからすればちょっと残念な結果かな?

#12 エーメンタール潜入

 アルセスもリラも死んだかと思いきや、アルセスはケガだけですか。そもそもがあれだけ凶暴そうな魚のいる池に落ちて結構な時間が経っているのに見た目が無事というのはどうよという話だし、ヒューリックも無事だし……。これまでは特にタイタニアと戦う理由を持たなかったヒューリックに恨みを抱かせるのに十分な理由ではあるが、そちらの理由付けが優先しているぞ。それならアルセスに撃たれたのが致命傷だったという方がマシです。