ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#07 高い塔の女

 キャシャーンのボディの美しさに魅入られたリズベルの指使いはなんともエロい。作業ロボットたちに襲われて吹っ飛ばされたリズベルが転落し、未完成の塔が震えて鐘が落ちてくるまでそれほど長い場面ではなかったけれど、ブルブルっと来た。なんか沈んだ雰囲気を切り裂くような印象的な流れだった。

#05 月という名の太陽を殺した男

 自分がルナを殺したらしいことは思い出しても、そもそもルナとは何なのかわからないキャシャーン(と視聴者)にリューズからの説明。キャシャーンがルナを殺したせいで世界の滅びがはじまり、最初に滅んだのがリューズの姉だったためキャシャーンが姉の仇という事情はお察しするが、もっとルナのあたりを詳しく聞きたかった。

#04 滅びの天使

 「滅びの天使」と呼ばれているロボットの少女ソフィータ。サーベルを突き合わせることでしか想いを伝えられないという、なんとも哀しいお話。キャシャーンは攻撃されると本人の意志にかかわらず相手をフルボッコにしてしまうようなのだが、ソフィータは敵意を持ってではなく本当にキャシャーンのことを大事に思っていたから反撃されなかったということね。キャシャーンを食らえば永遠の命が手に入るのに、それもしなかったソフィータはとても純粋なんだろうな。

#03 苦悩の果てに

 滅びを待つロボットたちのコミュニティを探す人間の男・アコーズと出会ったキャシャーン。そのコミュニティはちょうどキャシャーンが不可抗力とはいえ全滅させたところなのでどこを探してもないわけだが、なりゆきで一緒に旅をすることに。作中で人間が登場したのは初か、水を飲む、肉を食べるといった当然の行為がそういえばロボットばかりだと描かれないのだった。
 アコーズが自分に言い聞かせるように「逃げてばかりでは何にもならない」といった言葉が、キャシャーンフレンダーとの対決を決意させる。キャシャーンは負ける気だったようだが、フレンダーがとどめを刺しに行かなかったのはキャシャーンが本当は殺したくて殺したわけではないという心が通じたのだろうか。

#02 世界は断末の声に満ちて

 キャシャーンを食えば生きられるという噂が流れている以上、死を覚悟したロボットたちでも目の前にキャシャーンが現れてしまうと覚悟が揺らぐんだなあ。キャシャーンはどこへ行っても死を振りまくことになるのか…。

#01 終末の世界で

 新しくアニメ枠が追加され、1時間30分のアニメタイムになった木曜深夜、2本目はコレ。「新造人間キャシャーン」自体は70年代の作品ということもあってMADテープや文献でしか内容を知らないが、映画「CASSHERN」なら見た。
 キャシャーンがルナを殺してしまい滅びに向かっている世界が舞台なので画面が灰色い。